HANDS マンホールベース 渋谷がオープン！ブーム発祥の地から世界へ魅力発信

株式会社ハンズが実施している、まだ世に知られていない物事「文化のタネ」を消費者とともに見つけ、芽として育て、暮らしの中に根付かせる「文化の芽発掘プロジェクト」。同社はプロジェクトの一環として、ハンズ渋谷店にデザインマンホールの魅力発信拠点『HANDS マンホールベース 渋谷』を2024年7月22日（月）にオープンしました。

デザインマンホールとは、日本全国同じ60センチの円の中に、その街にゆかりのあるデザインを盛り込んだもの。人気に火が付いたきっかけは、約8年前に登場し、現在1,000種類を超えるバリエーションで1,050万枚以上発行されている「マンホールカード」の影響が大きいといいます。同社はマンホールカードを国内外の人々に周知することで、デザインマンホールが世界に誇れる日本の文化のひとつになると考えました。

『HANDS マンホールベース 渋谷』では、マンホールカードの産みの親・山田秀人氏監修のもと、デザインマンホールグッズの販売や、デザインマンホールの魅力を伝える展示を行います。山田氏によると、デザインマンホールブームの発祥の地は渋谷とのこと。マンホール広報として働いていた10年前に出会ったのが渋谷の道玄坂にある「ハチ公と人が描かれた」デザインマンホールだそうです。現在も道玄坂に設置されている「ハチ公」のマンホールを『HANDS マンホールベース 渋谷』のシンボルとして掲げ、今後「デザインマンホールの聖地」と呼ばれることを目指して取り組んでいくといいます。

オープン記念の購入特典として、山田氏が約6年ぶりにリニューアルした新マンホールカードのプレゼントも。デザインマンホールの熱狂的なファン、“マンホーラー”にはたまらない施策ではないでしょうか。

ブーム発祥のきっかけとなった「ハチ公」のマンホールをシンボルとして掲げ、原点に立ち返りつつ、あらためてデザインマンホールの魅力をひろく発信していく今回の事例。多くの人が集まる渋谷での施策により、国内の既存ファンのみならず、訪日外国人観光客にもマンホールの魅力をアピールできそうです。

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