繊維くずと再生プラスチック素材を再利用!お手本にしたいTevaのサステナブル活動
世界で初めてストラップ付きスポーツサンダルを開発したTevaは、かぎ針編みのニットストラップが特徴の「FLATFORM UNIVERSAL CROCHET」ならびに環境にやさしい素材のみを使用した「ORIGINAL UNIVERAL RELOOP」を公式サイトで販売しています。
ヘブライ語で「Nature(自然)」の意味を持つTevaは、1984年、アメリカのグランドキャニオンで誕生しました。リバーガイドが人々を案内する際、水辺でサンダルが脱げそうになったところ、たまたま近くにあった時計の面ファスナーのベルトをトングの緒に取り付けたことから始まったといいます。新たに作るのではなく、「あるもの」で作る様子から、時代に先駆けてサステナビリティを体現していたことがうかがえます。
今回発売されたのは、Tevaのフィロソフィー「自然を楽しむ」に沿った、環境に配慮したモデル。「FLATFORM UNIVERSAL CROCHET」は、ヴィンテージのニットからインスパイアされたレトロ感のあるカラーで、かぎ針編みをモチーフにしたストラップが特徴です。編み紐や面ファスナー、ソールには再生素材を使用しています。
「ORIGINAL UNIVERSAL RELOOP」は、消費者が使い古した衣類やアパレル産業から発生した繊維くずとペットボトルからできた繊維を利用したモデルです。製造過程で使用する水を減らすためにあえて染色せず、素材の色のままの風合いを採用。こちらのモデルでも、面ファスナーやソールに再生素材を使用しています。
古くなった衣類の繊維や再生プラスチック素材を利用したサンダルは、目の前にあるものを活かしてブリコラージュ的にサンダルを作ったという、40年前の起源に立ち返ったかのような取り組みです。街歩きはもちろん、森や川などのシーンにも馴染みそうなストラップは、「Nature」の意味を持つTevaの信念が感じられます。これからも「自然」を大切にしていくブランドの姿勢を、環境に配慮した原材料だけでなくデザインにも反映した、企業としてお手本にしたいサステナブルな商品展開です。
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