プラスチックごみから生まれたウミガメのプラモデル「RePLAMO」をNPO法人が発売
全国各地の街や海でごみ拾い活動を行うNPO法人グリーンバード(以下グリーンバード)は、街や川、海などに捨てられるプラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチックごみから生まれたウミガメのプラモデル「RePLAMO」を8月19日に発売しました。
グリーンバードは、19年間にわたり街や川、海でのごみ拾い活動を通じてプラスチックごみ問題に取り組んでおり、「これからの未来を生きる子どもたちが、前向きに楽しみながら、プラスチックごみ問題、または地球環境を考えるきっかけを作りたい」という思いを込め、ウミガメのプラモデル「RePLAMO」の発売を第1弾とする新たなアップサイクルプロジェクトを有志のメンバーとともに立ち上げました。
プラモデル第1弾となったのがウミガメ。ウミガメは、海に捨てられたごみを約50%の確率で餌と間違えて食べてしまい、人間のなにげないポイ捨てによって多くのウミガメが苦しめられていることを、プラモデルで遊びながら、組み立てながら手にとって考えるきっかけ作りになればとの思いが込められています。
「RePLAMO」の原材料となるのは、全国各地の街や海でのゴミ拾い活動で回収したプラスチックごみ。洗浄して汚れを落とし、粉砕・成型・加工という行程を経て、一つ一つ手作業で制作されており、その時々、拾ったごみの種類によって色や柄が異なっているのが特徴とのことです。
RePLAMO特設サイトでは、GREEN、BLUE、RANDOMからなる全3色のプラモデルを購入することができます。また、自分で拾ったプラスチックごみがプラモデルになる親子向けの「RePLAMO」作りの体験参加に申し込むことも可能です。売上の一部はグリーンバードの活動資金の一部に充てられるとのことです。
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