バスケットボール片手に登場する黒人男性の意外な正体は? 米・オンライン銀行のCM動画
アメリカ・サンフランシスコに拠点を置くオンライン銀行のVaro Bankが、”Not That Commercial”(訳:あなたが思っているコマーシャルではない)というタイトルで、アドバイザーに就任した外部人材の紹介を兼ねたCM動画を公開しました。
ナレーションでは「このコマーシャル、見たことあるでしょう? 若い黒人の男性がバスケットボールをドリブルし、見下ろすようにカメラを見つめたあとにスポーツ関連の名言を言うタイプのコマーシャル」と視聴者に語りかけ、スポーツブランドのCMのような世界観をオブラートに包まず指摘します。
すると突然主人公の黒人男性が画面に向かって微笑むカットに切り替わり、ナレーションは「でもこのコマーシャルは違います。このコマーシャルは、若い黒人男性が自分が全く新しい形の銀行のアドバイザーに就任したことを伝えるためのものだからです」と続きます。
ここで視聴者ははじめてこの映像が銀行のCMであり、NBAで活躍するRussell Weskbrookが、Varo Bankの外部アドバイザーとして就任したことをPRするための動画だったことを知らされます。
視聴者の先入観とは全く異なるメッセージを伝えることでVaro Bankという社名とRussell Westbrookとの協業、さらには新しい取り組みに対して積極的であるという企業姿勢を伝えています。
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