店主がヒーロー映画風のポスターに 個人商店を応援するメガバンクの事例
ヨーロッパのメガバンクBNP Paribasが、新型コロナウイルス感染症の影響で業績が大きく落ち込んだフランス各地の個人商店を応援するために、それぞれの店主が頑張る姿をヒーロー映画風に描いたポスターを休業中の映画館に掲載しました。
主役となったのは、個人経営のスーパーの店主や美容師、ベーカリーで働くパティシエなど一般の方々。美容師の女性は自慢のハサミを片手にアメコミヒーローのようなポーズを取ったり、スーパーの店主は生鮮食品を武器のように構えたり、この企画を精いっぱい楽しんでいるようです。
パリ、リヨン、カンヌ、ニースなどフランスを代表する都市で休業中の映画館の外観部分に一斉に掲出されたポスターは、地元の人々からも注目されました。
「最高にさっぱりした味」というコメントが添えられた「アイスクリームバリスタのジュリエット」や……。
「なんともユニークな店」と評された「スーパー店主のヘレン」など。
ポスターと同タイミングで公開されたメイキング映像では、それぞれの主役たちがスタジオで笑顔を溢しながら撮影に臨む様子を見ることができます。
公開に先駆けてこの施策の企画・制作を担当した広告代理店Hungry and FoolishのLoïc Andriaは「コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされた映画館と、同じく客足が遠のいてしまい大打撃を受けた個人商店の両方を元気付けることができる内容にできたと思います。同じ商店街で頑張る人同士がお互いを支え合う良いきっかけを作ることができ、とても嬉しいです」とコメントしました。
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