カマラ・ハリス副大統領の就任式を見つめる少女たちの思い
1月20日に米ワシントンで行われた、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の就任式。ジョー・バイデン大統領はもちろんですが、白人男性ではない人物が副大統領に就任するのは建国以来初の出来事のため、アフリカ系の父とアジア系の母を持つハリス副大統領が鮮やかな紫のスーツに身を包み行った宣誓はアメリカ国内はもちろん、世界中の人々が注目したのではないでしょうか。
そして、この宣誓式後に国連財団によるジェンダー平等イニシアチブ・Girl Upが公開した啓発動画が、テレビやインターネットで中継された就任式を見守る少女を中心とした、女性たちの姿を収めたものです。
家族と一緒にテレビやタブレットを食い入るように見つめる少女たち。そして、ハリス氏の新たなスタートを切ったアメリカの未来に、自分たちの姿を重ね合わせているようです。
大統領選でバイデン候補の当選が確実になった際、ハリス氏は演説で「わたしは副大統領になる最初の女性かもしれませんが、最後ではありません。なぜなら今これを見ている女の子たちがアメリカは可能性の国だと理解するからです」と述べており、女性リーダーの育成と、若い女性のエンパワーメントを推進するGirl Upが目指す世界だといえるでしょう。
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