【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 5/1

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、アース製薬、ロート製薬、コクヨ、しがトコ、藤子・F・不二雄プロ/藤子・F・不二雄ミュージアムの事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: 蚊も犬も子供も…すべてが「Matt化」?(アース製薬)

アース製薬は、液体蚊とりブランド『アースノーマット』とタレントのMattさんがコラボした、WebCM「アースノーMatt」を4月27日(月)より公式YouTubeチャンネルを中心に配信。

タレントのMattさんが「Matt化」ならぬ「Matt蚊」となって登場。同製品の特長や安全性を独特な世界観で表現した内容となっている。こどもやペットなど、登場するすべてのキャラクターがMatt化されたシュールな展開にも注目だ。

今回の動画はYouTubeやTwitterで広告展開するとともに、Instagram上では「Matt化派?Matt蚊派?」アンケート付きの3コマカット動画ストーリーズ広告も展開。

2: 母へ伝えられなかった感謝を伝えるプロジェクト(ロート製薬)

#母の手にありがとう ~伝えられなかった感謝を~

ハンドクリームブランド「メンソレータム オーラ ザ ハンド」を展開するロート製薬は、子どもや家族など大切な人のために手を掛けてくれた母へ今まで伝えられなかった感謝のメッセージを母の日に届けるプロジェクト「#母の手にありがとう ~伝えられなかった感謝を~」を4月27日(月)に発足。ドキュメンタリームービーおよび特設サイトを同日より公開。

本プロジェクトでは、母の日までの期間、母への感謝のメッセージをTwitterおよび特設サイト上で募集。また、新聞広告枠にて、寄せられたメッセージの中より数通を手紙という形で、母の日に届ける。

同社による意識調査では、子どもが社会に出る(22歳)までに、「母親が子どものために手を使った時間」は、66,233時間(約7.6年)、また、多くの人が母親へ感謝している一方で、「母親に感謝を感じている人」の過半数が「母親への感謝を伝えられていない」ことが判明。これらの結果を受け、本企画がスタートした。

3: 金曜夜だけオープン!オンラインギャラリーで夜のおうち時間を提案(コクヨ)

MIDNIGHT GALLERY

コクヨが運営する東京・千駄ヶ谷のライフスタイルショップ&カフェ「THINK OF THINGS(シンク オブ シングス)」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ショップの通常営業ができない中、今の自分たちにできる方法で、生活の楽しみになるようなモノ・コトを届けたいという想いから、自宅からオンラインで楽しめる企画「MIDNIGHT GALLERY」を4月17日(金)からスタート。写真家や切り絵作家、イラストレーターなど、各分野のアーティスト独自の切り口による夜をテーマとした作品やセレクトによるプレイリストを公開。

4: 滋賀のローカルメディア 名称変更でGW中の移動自粛を呼びかけ(しがトコ)

しがトコWebサイト

しがトコは、4月27日(月)から5月6日(水)までの間、同社が運営するWebメディア「しがトコ」を「しがこんトコ」に名称変更し、Webサイト上でゴールデンウィーク中の移動自粛を訴求。びわ湖のカタチをモチーフにした「しがトコ」のロゴマークに赤で斜線を引くことで訪問自粛をアピール。さらに、サイト上部に移動自粛の訴求バナーを設置。

また、同サイト内ではゴールデンウィーク中に滋賀に来なくても自宅で楽しめるコンテンツを発信。第一弾として「びわ湖を眺め続ける50分」を公式YouTubeチャンネルにて配信。本動画は、現在営業自粛中のリゾートホテル「セトレマリーナびわ湖」の撮影協力のもと、ホテルの客室から延々と琵琶湖を映したもの。リゾートホテルの客室から、のんびりと琵琶湖を眺める時間を、自宅にいながら味わえる。なお、期間中の広告収益は、全額「滋賀県がんばる医療応援寄附」に寄付するという。

5: ドラえもんからの「STAY HOME」メッセージ発信(藤子・F・不二雄プロ/藤子・F・不二雄ミュージアム)

ドラえもん「STAY HOME」プロジェクト

藤子・F・不二雄プロと藤子・F・不二雄ミュージアムは、ドラえもんとともに「STAY HOME」プロジェクトを開始。4月29日(水)の朝日新聞朝刊にドラえもんからのメッセージを掲載。これまでに経験のない外出自粛のゴールデンウィークに向け、人々の不安やストレスをドラえもんからのメッセージで少しでも和らげることはできないかと考え、メッセージ広告の発信を決定したとのこと。

また、飲食店でテイクアウトやデリバリーの販売需要が増えていること、ネットショッピングの増加で宅配需要が増えていることに鑑み、飲食店、配達員に感謝の気持ちを込め、自由に使うことができるオリジナル応援ポスターのダウンロード配布も開始。同プロジェクトでは、今後も「STAY HOME」をテーマに、ドラえもんとその仲間たちにできることを発信していくという。

 

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