【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 3/13

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、オイシックス・ラ・大地、ベネッセコーポレーション、ポケモン、三陽商会、佐倉市の事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。

1: 酪農家を緊急支援 牛乳支援の割引販売やレシピ紹介(オイシックス・ラ・大地)

牛乳支援

オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」は、全国の小中高校の臨時休校を受け、給食向けの牛乳の供給先に困っている酪農家を緊急支援する「牛乳支援コーナー」を開設。「鈴鹿山麓牛乳(1ℓ)」を3割引で販売促進するほか、牛乳消費レシピを紹介。

出荷予定であった牛乳が突然余ってしまい困っているという声を受け開始。また、「自家製チーズ作り」をはじめ、火を使わない「フレッシュ!いちごミルク」など、自宅で牛乳をたっぷり使うレシピも提案。家庭での牛乳の使い方も紹介している。

2: 進研ゼミ講師の授業をライブストリーミング(ベネッセコーポレーション)

ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ中学講座」は、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休校を受け、3月9日(月)より、会員向けに進研ゼミ中学講座のプロ講師によるライブ授業「春の総復習オンライン特講」(英語・数学)を期間限定で提供。

子供の「自宅にいる時間」が長くなる中で、多くの保護者から「学校に行かない分自宅で勉強してほしいが、中々時間を有効に活用できていない」「忙しく、子どもが勉強する様子まで見ることができない」という声を受けての実施。休校期間中でも継続して学習する習慣を身につけてもらうべく、特に家庭が忙しく、子供も学校がないとだらだらしてしまいがちな午前中の時間にライブ配信を実施するという。授業後にはチャットを使って質問できる自学自習時間も用意し、双方向型の学習を提供。

3: ポケモンマンホール「ポケふた」と鳥取県内に設置(ポケモン)

ポケふた

とっとりふるさと大使のサンド・アローラサンドなどのポケモンがデザインされた、ポケモンマンホール「ポケふた」を、鳥取県内の14市町に設置。1枚1枚がオリジナルデザインで、今後何年、何十年にもわたり設置され続ける予定。

「ポケふた」は、2018年12月に鹿児島県指宿市に「イーブイ」のマンホールが設置されたのを皮切りに、これまで7道県に87枚(鳥取県で設置予定の枚数含む)の「ポケふた」が設置されている。

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4: 吉野家、メルカリなどの掲出完了ポスターを再利用 ファッションブランド広告(三陽商会)

三陽商会が展開するサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」は、地球の資源を無駄遣いしないというブランドの思想を体現すべく、他企業の掲出済みの広告を自社用に再利用した広告を、3月9日(月)〜15日(日)までの期間、東急田園都市線渋谷駅B2Fハチ公改札付近コンコースに展開。

企画の趣旨に賛同した企業やアーティスト(吉野家、メルカリ、みんな電力、朝日新聞社、KDDI、I Don’t Like Mondays.)の掲出済みの広告、または使用せず廃棄予定の広告を回収。その後、シルクスクリーンで白く下地をつくり、必要な大きさに貼り合わせ、その後カラーシルクで文字を載せるプロセスを経て制作されたという。右下には「ECOALF」からそれぞれのブランドに感謝の意も添えられている。

5: 官民連携 市の公式スマホRPGアプリ(佐倉市)

天倫の桜

3月20日(金)に、千葉県佐倉市を舞台にしたRPGゲームアプリ「天倫の桜」がリリース。このゲームは、佐倉市ユーカリが丘にある市のシェアオフィス「CO-LABO SAKURA」に入居しているequoが、地方創生への取組みの一環として約1年間かけて制作。制作にあたって市は、equoと連携・協力に関する協定を結び、官民連携事業として企画やPRの面で連携・協力を行っている。

ゲームには、佐倉市の歴史や民話、市内に実在する神社・武家屋敷等が登場し、歴史キャラクターが市内を駆け巡る物語。

 

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