“過去と今”のサッカー試合を同時に観戦できる!? 追体験型のスタジアム広告

Case: TThis is what we’re made of

スポーツ専門テレビチャンネル・Play Sportsが、サッカーのベルギープロサッカーリーグの最終試合で実施した画期的なスタジアム広告をご紹介。

過去に、3部リーグから再スタートするなど厳しい局面を乗り越え、1部リーグに返り咲いた経験を持つベルギーのサッカーチーム“KVメヘレン”。Play SportsはそんなKVメヘレンのファンや選手たちを勇気づけるべく、試合にリアルタイムで反応するデジタルスタジアム広告を掲示しました。

今回、ピッチに面したディスプレイに、同チームが“過去にフィールドで起こした象徴的な瞬間の映像”を放送したのです。しかも、試合展開に応じて、その場の状況とマッチする映像を流すという工夫を施しました。

41年ぶりに優勝を成し遂げた1988年のシーンなど、過去のチームの栄光を感じられる映像が合計で70本、試合中に放映されました。今回の盛り上がりを受け、同様のスタジアム広告が他の競技場でも適用されるとのことです。

応援するチームの歴史的瞬間を追体験しながら、“目の前の試合”によりのめり込んでもらおうとする本スタジアム広告。デジタルの力でさらなる盛り上がりを生み出すユニークな取組みでした。

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