【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 5/31

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、静岡県伊東市、マンダム、湖池屋/TOYOTA GAZOO Racing、東京カレンダー、日清ヨークの事例をご紹介。

1:「伊東市でまくら投げワールドカップを!」機運盛り上げ(静岡県伊東市)

まくら投げ in 伊東市

静岡県伊東市は、JRグループ旅客6社と静岡県が共同で実施する「静岡デスティネーションキャンペーン」の事業の一環として、「静岡DC特別企画 全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」を5月25日(土)に開催。そこで、小野達也市長による「数年以内に伊東市でまくら投げワールドカップを開催する!」という力強い宣言に伴い、まくら投げのイメージを覆す新たなコンセプトサイトとムービーを発表。

まくら投げ大会とは、誰もが知っている「修学旅行の夜のまくら投げ」に厳密なルールを設けた「スポーツまくら投げ」。毎年600名近くの参加者が集う本大会は、2010年から競技化されているが、日本で初めて競技化したのは伊東市だという。新コンセプトサイトには新体操団体元日本代表の畠山愛理さんを起用し、まくら投げの動作1つ1つをスタイリッシュ且つ、臨場感溢れるビジュアルに仕上げている。

2:デオドラント剤×VRが融合“爽快ホラー”(マンダム)

ギャツビーお化け屋敷5D –戦慄爽快–

男性用ボディケアブランド「ギャツビー」は、夏に先駆け、デオドラントのクール感とホラーのゾワッとする感覚が融合した“爽快ホラー”が体験できるキャンペーン『ギャツビーお化け屋敷5D –戦慄爽快– 史上最恐、ニオイケア体験。』を5月30日(木)よりスタート。

本キャンペーンでは、目玉として、VR動画とギャツビーのデオドラント剤を合わせて、更なる“爽快ホラー”を五感で体験できるキットを抽選で100名にプレゼント。また、特設サイト内では、お笑いコンビ・宮下草薙さんが一足先に本キットを体験した模様をおさめた動画も公開。本コンテンツは、VR動画の恐怖シーンに合わせてギャツビーのデオドラント剤を使用することで、今までにない“爽快ホラー”を体験できる内容となっている。VR動画には、演技派女優として注目を集めている山田杏奈さんが出演。

3:Twitter投稿時の商品名ミスがきっかけでコラボ実現(湖池屋/TOYOTA GAZOO Racing)

湖池屋は、1987年発売のロングセラーブランド「スコーン」を32年ぶりに刷新し、さらなるブランド認知拡大のため、5月20日(月)より「SUPERスコーン 特盛りえび味」、「SUPERスコーン カラムーチョホットチリ味」を全国発売スタート。そこで、5月29日(水)に公式Twitter(@koikeya_cp)にて商品PR投稿をした際、TOYOTA GAZOO Racing(@TOYOTA_GR)アカウントより「SUPER(スーパー)スコーン」ではなく「Supra(スープラ)スコーン」(トヨタ社のスポーツカー)になっているとの指摘をTwitter上で受ける。

そのやりとりがフォロワーからも支持され、これをきっかけに急遽両社にちなんだ賞品をプレゼントするキャンペーンの実施が決定。この動きについては“スープラだけにスーパー早いスピード商談”へ進んだとしている。本キャンペーンでは、両アカウントをフォローした上で、キャンペーンツイートをリツイートした人の中から抽選で10名に湖池屋商品とTOYOTA GR Supra オリジナルステッカー&クリアファイルをプレゼント。応募期間は6月5日(水)まで。

4:東京カレンダーの短尺ドラマでTikTok活用 位置情報も(東京カレンダー)

東京カレンダーは、ショートムービープラットフォームアプリ・TikTokとコラボレーションし、1話15秒のショートドラマを毎日配信する新たな動画メディア『東京カレンダーTikTok』を、5月29日(水)よりTikTokアプリ内公式アカウントにて展開。1話15秒、7話で1シーズンの構成で11シーズン分全77話のショートドラマが順次公開予定だ。

同ドラマ内では、『東京カレンダー』の中でも強い個性を発揮している「港区女子」や「筋肉男子」、「オーガニック女子」など、都会で生きる個性的な大人たちが、実際に存在する飲食店を舞台に互いにしのぎを削り合う様子をリアルに描いていくとのこと。

また、ドラマの舞台となる飲食店は話題のレストランばかり。各シーズンとも7話目はドラマに登場した飲食店の紹介になっており、TikTokアプリ内でお店の位置情報なども確認できる。ドラマに留まらず役立つグルメ情報も届けることで、これまでにない新しいメディアを目指すという。

5:HIKAKIN、ピルクル愛が高じて“子どものヒーロー”に変身(日清ヨーク)

ピルクル×ヒカキンコラボ「おなかまヒーローズ」

日清ヨークは、「この世界と、おなかの調子を良好に保つ」をスローガンに、人気YouTuber・HIKAKINとのコラボ『ピルクル おなかまヒーローズ』パッケージを5月下旬より順次店頭切替で発売。これに先駆けて、HikakinTVでのコラボ紹介、ヒーローの聖地後楽園でのフォトスポット、後楽園周辺での駅貼りポスター、ボイスも聞けるスペシャルWebサイトを期間限定で展開。

本企画では、「30歳になって最初に飲んだ飲み物はピルクル 」と今年の誕生日に際して撮影したHikakinTV内で公言するほどピルクル好きなHIKAKINが、子どものころの夢見ていたヒーローに扮している。

昨年実施した第1弾「ピルクルHIKAKINパッケージ」は、ピルクルを「世界一おいしい飲み物」と絶賛したHIKAKINをパッケージデザインに起用。子どもたちを中心にSNS上や店頭で反響が大きかったことから、今回の第2弾コラボが実現したとのこと。

 

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