【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 2/8

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、日産自動車、中日本高速道路、江崎グリコ、日清シスコ、東急電鉄/こどもの国協会/雪印こどもの国牧場の事例をご紹介。

1:平成を日産の名車とともに振り返るWebムービー(日産自動車)

日産自動車は、平成元年からこれまでの間に発売された日産車の軌跡を辿るWebムービー「#平成と日産」を、平成最後の“日産(ニッサン)の日”となる2月3日(日)に公開。

本ムービーでは、「#平成と日産」をテーマに、平成の各年代をいろどってきた日産のクルマを当時のトレンドファッションやアイテムと一緒に振り返ることができる内容となっている。平成元年に発表された「スカイライン」(R32型)から始まる日産車の歴史だけでなく、世界初の運転支援技術「アラウンドビューモニター」や「ProPILOT」など、時代のニーズに先行して日産が開発した技術の変遷も見ることができる。また、各年代のトレンドファッションを身にまとったモデルや、年代を追うごとに小型化・薄型化される家具・家電など、細かい部分にも平成の変遷が詰まっている。

2:“新しい道を行く人の、新しい出発”を応援するWeb限定ムービー(中日本高速道路)

NEXCO中日本名古屋支社は、新名神高速道路新区間<新四日市JCT~亀山西JCT間>開通(2018年度内開通予定)に向け、“新しい道を行く人の、新しい出発”をテーマとしたWEB限定ムービー「新しい道」を、特設サイトにて2月1日(金)より公開。

本ムービーには、地元・三重県出身のアーティストである西野カナさんの楽曲「My Place」を起用。西野さんが地元・三重県への想いを込めて制作した楽曲と、10年以上に渡って新名神高速道路を作ってきた働く男たちの想いが重なり合うことで、新しい道を行く人のチカラとなって届けてくれる、心温まるストーリーとなっている。

3:beyond2020認証「地元ポッキー」の首都圏限定味(江崎グリコ)

江崎グリコは、ご当地の土地・人・特産品の魅力が詰まった“地元とつくる、地元ポッキー”の新商品として、東京都23区内で唯一の酒蔵「東京港醸造」が製造する甘酒を使った「ポッキー東京あまざけ」を2月5日(火)から首都圏限定で発売。米麹(こうじ)を原料とした東京港醸造の「東京あまざけ」に酒粕を加えた、芳醇な香りが漂う贅沢な味わいのポッキーとなっている。

近年、甘酒は健康や美容に良い飲み物として日本だけでなく、世界中で健康志向の高い人々を中心に人気が高まっている。そこで、同社は同商品を通じて、東京の新たな魅力や昔ながらの日本の食文化を伝えるとともに、東京を代表するお土産のひとつになることを目指す。同社では、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ地元農産物の魅力を、地元ポッキーとそのウェブサイトの英訳版を通じて発信する取り組みが、「beyond2020」として2017年9月に政府より認証されている。

4:私立恵比寿中学が「黒板アート」パッケージで卒業をお祝い(日清シスコ)

ココナッツサブレ

日清シスコは、アイドルグループ・私立恵比寿中学が代筆したユニークなメッセージが楽しめる期間限定の「ココナッツサブレ 旅立ッツサブレパッケージ」を1月下旬より順次発売。それに伴い、同商品の楽しい使い方やメッセージの全種類、メイキング画像などを見ることができる公式サイトを2月5日(火)より公開。

今回は、「横に長いココナッツサブレのパッケージが、どこか黒板に似ている!?」という発想から、黒板アートのコンテスト入賞校である埼玉県立坂戸高等学校・美術部とエビ中が共同制作した黒板アート作品を同商品のパッケージにプリント。卒業シーンのコミュニケーションを盛り上げる、エビ中が代筆したメッセージが内袋にプリントされている。メンバーは“永遠に中学生”だが、今回は『卒業』をテーマにエビ中らしさ満載のユニークなメッセージを全部で19種類を用意した。

5:車体を丸ごと牛に見立てたラッピング電車(東急電鉄/こどもの国協会/雪印こどもの国牧場)

東京急行電鉄、こどもの国協会、雪印こどもの国牧場は、昨年10月から連携し、横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる自然の遊び場である「こどもの国」の魅力を発信する取り組み「こどもの国線楽しモウ~イベント」を実施。

本イベントの一つ、昨年10月からこどもの国線にて運行を開始した「うしでんしゃ」は、雪印こどもの国牧場(「こどもの国」内にある動物とふれあえるテーマパーク)の「牛」をイメージした、車体を丸ごと牛に見立てた外観が、SNSなどで人気を集めている。そこで、2月12日(火)から「うしでんしゃ」の外観だけでなく内装(壁面、床面)に牧場風景のラッピングを施した「中は牧場」のうしでんしゃを運行。電車に乗りながら、牧場の中にいるような感覚を楽しめる空間に仕上がっており、さらに牧場気分を高める電車となっている。

 

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