【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 11/9
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、パナソニック、カルビー、ロッテ、P&G、東京北区観光協会の5つの事例をご紹介。
1:家事へのモチベーションを上げる“家事がはかどる音楽”(パナソニック)
パナソニックは、仕事に家事に子育てに、忙しい毎日にゆとりを提供するプロモーションとして、家電に家事をシェアしてゆとりをつくる“家事シェア”を展開中。昨今実施した『30〜40代夫婦のライフスタイル調査』結果によると、「やる気が出ない」「気分がのらない」といった家事に対するモチベーションが悩みの上位にランクインしているという。
そこで、家事へのモチベーションを上げる“家事がはかどる音楽”を提案。人気バンド『CHAI』とコラボレーションした、新曲『GREAT JOB』のMVショートver.“「GREAT JOB」-家事がはかどる音楽 Panasonic ver.-”を公開。面倒だったり、時にしんどく思われがちなネガティブな家事を、楽しくポジティブなものにするためのオリジナル楽曲で、日々、当たり前のようにやっているすべての家事に“GREAT JOB=よくやった!”というエールを込めて、環境音楽家・小松正史さんからのアドバイスのもと制作された。
2:ゆうこすが歌う「カタアゲ女子の幸福論」(カルビー)
カルビーは、“噛むほどうまい!”と堅い食感が人気の「堅あげポテト」が発売25周年を迎えるにあたり、感謝の10%増量企画と、モテクリエイターのゆうこすさんを起用したプロモーションを11月上旬から展開。25年間大切にしてきた“じっくり丁寧”なおいしさを伝えるため、スペシャルミュージックビデオ「カタアゲ女子の幸福論」が公開されている。歌声とともに美味しそうに「堅あげポテト」を食べる「噛むほどポーズ」を披露している。
3:「#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙」キャンペーン(ロッテ)
ロッテは、11月5日(月)より、土屋太鳳さんが出演する新CMのオンエアに合わせ、2個入りの「雪見だいふく」を「1個ちょーだい」と他人から言われた際に、あげるかあげないかを問う「#それ1個ちょーだいあげる派あげない派総選挙」キャンペーンを Twitterで実施。それに伴い、特設サイトを同日開設。
本キャンペーンは、長年議論されてきた「それ1個ちょーだい」問題に、終止符を打つために「#あげる派」と「#あげない派」に分かれて投票することができる投票型だ。「#あげる派」「#あげない派」の代表には、お笑い芸人“バイきんぐ”の西村瑞樹さん・小峠英二さんがそれぞれ就任し、特設サイト上で、それぞれの派閥代表として主張を展開している。サイトでは、投票者の意見が一目で分かり、皆が存分に議論をしてもらえるような設計となっている。また、投票者の中から抽選で 100 名に、1月発売予定の未発表新味の雪見だいふくを先行プレゼントする。
4:世界初?!2人の心拍数で色が変化する体験型クリスマスツリー(P&G)
P&Gは、人気ヘアケアのエキスパートブランド「パンテーン」の「ミラクルズ」シリーズの「恋愛引き寄せプロジェクト」第6弾として、ミラクルズの世界観を凝縮した「パンテーン ミラクルズ Xmasリボンツリー」イベントを11月19日(月)~12月25日(火)に東京ミッドタウンで開催。
本イベントでは、東京ミッドタウンのエントランスともいえる空間に、リボンが全面に結ばれたひときわ輝く巨大X’masリボンツリーが誕生。通常時はピンクに灯るツリーが、特別スタンドに手をかざすことで2人の心拍数をキャッチ、ライトの発色や点滅などさまざまな色合いに変化し、2人によって彩られるオリジナルなリボンツリーに変身。毎日その時々で変化する幻想的な瞬間を楽しむことができる。
5:赤羽駅の発車メロディがエレファントカシマシの楽曲に(東京北区観光協会)
東京北区観光協会は、北区とともに、区内産業団体を中心に結成された実行委員会等と連携し、シティプロモーション事業「東京都北区赤羽×エレファントカシマシ」を展開。11月16日(金)より、JR東日本の赤羽駅協力のもと、JR赤羽駅の発車メロディがエレファントカシマシの楽曲に変更となる。
また、人気コミック「東京都北区赤羽」などで知られる清野とおる氏のイラストによるポスター・横断幕・懸垂幕・ステッカーを制作、11月中旬から順次、赤羽地区の商店街や区有施設、赤羽駅などを中心に設置していく。ポスターの種類は、全5パターンあり、メンバー4人をイラスト化したもの、ヒット曲「今宵の月のように」の世界観をイメージし、赤水門のある荒川河川敷の風景を描いたものなど。横断幕や懸垂幕には、メンバーと発車メロディに起用した楽曲の歌詞が描かれている。
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