“身の回りにあるモノ”でビールの蓋を開けよう!「お酒の広告規制」をすり抜けるコロナのUGC施策

Case: Thug Chelero

コロナビールがメキシコで、「国際ビールデー」の8月3日にSNSを使ったユニークなプロモーションを行いました。

今回の施策にあたって留意しなければならなかったこととして、メキシコではビールが開く瞬間、ビールを注ぐシーン、“ビールを飲む”などの表現を使ったアルコールの広告を規制しているという背景がありました。

そこで同ブランドは、消費者に“身の回りにある物を使ってコロナの瓶の蓋を開けるチャレンジの様子を撮影した動画”をSNSで募集したのです。

Corona | Thug Chelero from Claudio Ureta on Vimeo.

国際ビールデーに#DiaDeLaCerveza(スペイン語でビールの日)というハッシュタグとともに、多くの生活者からチャレンジ動画が投稿されました。

たとえば指の上で回したボールで蓋を開ける人、自動車の発車を利用する人、バク宙の遠心力を利用して蓋を開ける人、サンダルを使う人などなど…あらゆるモノでビール瓶を開ける人々でSNSは大賑わい。

結果、映像の再生回数は300万回、総インタラクションは200万回にも達しました。「国際ビールデー」という季節イベントを絡めてファンとの関与を深めたSNSプロモーションでした。

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