“行方不明児童の存在”をプロサッカーの「スタメン発表」を通じて啓発

Case: Hope’s Lineup

ブラジルでは毎年、40,000人の子どもや青年が行方不明になっています。

NPO団体のDisque Denúnciaは、同国の「こどもの日」にあたる10月12日にこのような現状を知ってもらうべくプロサッカーの試合でユニークな啓発施策を実施しました。

名門サッカーチーム同士の対戦であるCRフラメンゴとフルミネンセFCの試合にて、両クラブのスターティングイレブン発表時の映像で、“その選手と同じ名前の行方不明児童の写真”を映像に被せて表示したのです。

テレビ中継では行方不明の子どもを見つけた場合に知らせるべき同団体の電話番号も掲示しました。

本取り組みの結果、行方不明の子どもが1名実際に見つかったといいます。

大勢のサッカーファンが注目する“スターティングイレブン発表時”を啓発の機会に設定した、斬新な取り組みでした。

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