【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 10/27
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、日清食品、ヤッホーブルーイング、ディー・エル・イー/チューリップテレビ、ラフォーレ原宿/コカ・コーラ、東京メトロの5つの事例をご紹介。
1:麺すすり音カモフラージュ機能搭載フォーク「音彦(おとひこ)」(日清食品)
麺をすすって美味しく食べたい人と、麺すすり音を不快に感じる人との間に生まれる軋轢、いわゆる「ヌードル・ハラスメント」問題。この食にまつわる問題を解消すべく、日清食品は、麺をすする音をカモフラージュする機能を搭載したフォーク「音彦」を開発。そしてクラウドファンディングによる「音彦」の予約販売受付を、日清食品グループ オンラインストアで10月23日(月)10時より開始。
「音彦」は、不快とされる音に心地よい別の音をかぶせることで快適な時間を作り出す「音姫 (おとひめ)」に着想を得て開発をスタート。フォークに搭載された高性能集音マイクが麺のすすり音を感知し、近距離無線通信を通じて信号をスマートフォンに送信することで、専用アプリケーションから心地よい音が流れ出し、麺のすすり音をカモフラージュする仕組みだ。
2:地下アイドルからお坊さんまで!よなよなエールの賛否両論テイスティング(ヤッホーブルーイング)
ヤッホーブルーイングは、インド料理店のインド人店長や地下アイドル、お坊さん、渋谷のギャル、サラリーマンなどさまざまな年代や職業の人に「よなよなエール」を飲んでもらい、正直で率直な感想をインタビューする動画「よなよなエールの賛否両論テイスティング」を10月25日(水)に公開。
本動画内では、否定的な意見も歓迎するというスタンスのもとインタビューを実施したところ、想定以上に自由で率直な意見を収集でき、集まったお客の賛否両論の正直なコメントを、あくまで「個人の感想」として正直にまとめている。同社は、つくり手としては「ちょっと違うんだけど…」と思うコメントもありつつ、そんな個性あふれる自由な雰囲気こそがクラフトビールの魅力とし、動画の最後では「個性があるから、クラフトビールはおもしろい。」と締めくくっている。
3:富山県民の自虐をヨーデルに乗せた天気予報(ディー・エル・イー/チューリップテレビ)
チューリップテレビ(富山県)にて、9月から放送中で富山県民の自虐をヨーデルに乗せたショートアニメの新作「ヨーデルの女 天気予報」が10月21日(土)より放送。本アニメは、本テレビ局の一日の放送終了前に流れる天気予報枠でオンエア。なんにでも「きときと」(富山弁で「新鮮」)とつけたり、なんでも昆布で巻いてしまうなどの富山県民“あるある”や、県が提唱する「日本のスイス」、「海のあるスイス」をネタにした歌詞を、ヨーデルの女が本格的なヨーデルで歌い上げている。
企画及び作詞は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」、大晦日恒例の「笑ってはいけない」シリーズなどで知られる放送作家の高須光聖氏。
4:ピアス、ワンピースなど30種類以上の限定アイテムをコラボレーション(ラフォーレ原宿/コカ・コーラ)
Coca-Cola Collection in Laforet HARAJUKU
ラフォーレ原宿では10月30日(月)から11月19日(日)の期間、コカ・コーラとのコラボレーション企画「Coca-Cola Collection in Laforet HARAJUKU」を実施。
本企画では、世界中で愛される「コカ・コーラ」が、過去最大級の規模としてラフォーレ原宿館内の22ブランドとコラボレーション、30種類以上の限定アイテムを販売。展開アイテムには、おなじみの「コカ・コーラ」ロゴのほか、コカ・コーラが実施するコラボレーションでは初披露となるロゴのアイテムも登場。ラフォーレ原宿だけの特別な企画となっている。期間中は対象アイテムを買ったお客へ先着で、コカ・コーラとラフォーレ原宿の限定ロゴがデザインされたオリジナルテープと、「コカ・コーラ」ウィンターキャンペーン期間限定の“リボンボトル”をプレゼント。
5:東京2020オリンピック1000日前より「世界トップレベルの安心」を届けるキャンペーン開始(東京メトロ)
東京メトロは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、世界中から集う全てのお客に「世界トップレベルの安心」をお届けするための取組みを紹介する新キャンペーンを、東京2020オリンピック1000日前の10月28日(土)からスタート。第一弾の「ホームドア篇」では、ホームドア設置への取組みを「Go beyond 2020」をキャッチコピーに、駅ばりポスター、車両内のまど上ポスター、新聞広告で展開。交通の面から東京2020大会の成功に貢献する。
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