米バーガーキング、“競合チェーンで販売中止になったメニューを食べたい人”に向けたリーチを画策
Case: SPICY NUGGETS ARE BACK
米バーガーキングが、“競合チェーンで発売中止になったメニューを食べたい人”に向けてのユニークな宣伝を行いました。
こちらは一般ユーザーによる、その目撃ツイート。
savage @BurgerKing @Wendys pic.twitter.com/1h55DCpxJo
— Frankie Marin (@frankiemarin_) 2017年10月9日
直近、スパイシーナゲットを販売中止にしたウェンディーズのすぐ近くで、「SPICY NUGGETS ARE BACK」という屋外広告を出したのです。
このスパイシーナゲット、署名サイトChange.orgで復活を願う署名活動が立ち上がったりもしているのですが、バーガーキングはそのニーズにつけ込もうという作戦のよう。バーガーキングサイト内のメニューにも登場しています。
ネット上ではさらに、ウェンディーズでスパイシーナゲットが食べられなくなることを嘆く一般ユーザーの過去のツイートを活用して、バーガーキングがプロモートする形(プロモツイート)で需要の掘り起こしを行いました。
Burger King throwing shade via promoted tweets. pic.twitter.com/5HJOQlGF0f
— steve carter (@stvcrtr) 2017年10月11日
This tweets promoted to Burger King lmfaooopic.twitter.com/YJeDVphohl
— makayla (@makaylabaileyy) 2017年10月13日
つい写真を撮りたくなる屋外広告と、プロモツイート。両方の施策でSNSにおける“スパイシーナゲットファン”へのリーチを狙ったこの施策。ちなみに、バーガーキングの対 ウェンディーズ施策は今回が初めてではなく、2016年1月にはウェンディーズの「4 for $4」(4ドルで4品)キャンペーンに対抗した、「5 for $4」(4ドルで5品)キャンペーンも実施しています。
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