映画館が通常料金を無くして、観客自らに鑑賞料金を設定してもらうという『金銭感覚上映』を実施! プレスリリース

京都在住の映画作家である佐伯龍蔵と緑茶麻悠が共同で監督した映画「ロマンチック金銭感覚」が、京都市中京区のミニシアター出町座と、富山県富山市のミニシアターほとり座にて全国に先駆けて先行上映される。2022年に京都市左京区を拠点にして製作された本作は、監督である2人が「円」ではなく「地域通貨」が流通している地域コミュニティーや、「共感コミュニティー通貨」を独自で発行している非営利株式会社eumoなどに取材をして作り上げたセミドキュメンタリー映画。若手監督の登竜門として知られる第17回田辺・田辺弁慶映画祭にて、海外展開において最も高いポテンシャルを持つ作品を選出するフィルミネーション賞の栄冠に輝いた作品だ。(https://filmination.jp/ja/news/065.html

映画の中のテーマである「地域通貨」とは地域やコミュニティーにおける価値の流通を促す交流促進ツール。「地域通貨」が流通している場所には活発な人間交流が産まれており、映画内では現代の資本主義社会が忘れかけている地域の繋がり、農的な暮らしについても取り上げられている。

2023年6月1日にTOHOシネマズ株式会社が映画鑑賞料金を改定し、一般の鑑賞料金が1900円から2000円に変更されることとなった。また2022年の諸外国との上映料金を比較してみると、日本の平均の映画入場料金は高いことが分かる。

地域通貨の流通しているコミュニティーは、個人と個人の信用によって「地域通貨」自体に価値が付与され地域経済を活発化させている。映画の入場料金も観客個人に決めて貰えるような上映をしたいと考えた佐伯龍蔵が、出町座とほとり座に企画を相談し、鑑賞後に観客に料金を決めていただく『金銭感覚上映』が実現した。金銭に余裕のある観客はいつもより多く、余裕のない観客は自分の払える金額で鑑賞が可能となる。出町座では12月10日(日)の上映回、ほとり座ではクリスマスである12月25日(月)の上映回にそれぞれ実施予定。本作の入場時にガチャガチャのカプセルをお客さんに手渡し、鑑賞後に自分の納得する金額を入れて戻してもらう。来場者がカプセルの中に入れる通貨は「円」以外にも、手持ちの地域通貨や自分で価値を付与させた自作の地域通貨なども可能とする。(写真は劇中に登場する様々な通貨や交換券)

2023年内の上映は京都、富山の他に「東京ドキュメンタリー映画祭2023」の長編コンペティション部門における上映も決定している。(円での鑑賞のみが可能)

映画「ロマンチック金銭感覚」特報

上映情報

京都 出町座 

トップページ

12月8日(金)〜14日(木)

東京 新宿ケイズシネマ(東京ドキュメンタリー映画祭2023)

https://tdff-neoneo.com/

12月15日(金)12:15 

12月16日(土)10:00 

富山 ほとり座

https://hotori.jp/    

12月16日(土)〜29日(金)

映画「ロマンチック金銭感覚」

公式HP https://filmromakin.com/

発信元:映画製作団体 まちのレコード

配信元: PR TIMES
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