株式会社playknotがEEXI・CII規制に準拠するデジタルツインを活用した日本初のMRプロダクトをリリース プレスリリース

国際海事機関(IMO)は海運業界の脱炭素化を目指した目標を設定しており、2030年、2050年の目標達成に向けて世界的に既存船エネルギー効率指標(EEXI規制:Energy Efficiency Existing Ship Index)と燃費実績の格付け(CII規制:Carbon Intensity Indicator)規制の動きが強まっています。IMOは2030年までに就航船のCO2排出量を少なくとも40%削減することを目指しており、2050年には70%削減することを目標としています。これに並行して業界全体で50%の温室効果ガス(GHG)排出削減の達成も求められています。

しかし従来の海運業界では、専門家が実際に船まで赴いて修繕やサポートの作業をするといった非効率かつ環境に悪い状況が続いています。また、その就航船によってどれだけのGHGを排出するのかを計算するためのライフサイクルの評価も2Dの図面で行なっていたなど、時間と労力がかかりミスも起こりやすいオペレーションが慣習となっていました。そのため、作業効率がよくGHG排出削減を達成することが可能な画期的なサービスによるイノベーションが必要とされてきました。

今回のリリースで株式会社playknotは、MRデバイスによって就航船のデジタルツインを作成し点検・修理などのメンテナンスがVRを通して遠隔で可能になるプロダクトの展開開始と同時に、GHG排出削減のためのライフサイクル評価を3Dモデルや操作性の高いツールによって管理することができるクラウドシステムの提供が可能になりました。このようなシステムの提供は日本初であり、世界的な脱炭素化の目標の達成を目指す日本の海運業界にとっても大きく貢献することになります。

就航船の3Dデータ就航船の3Dデータ

 

会社概要
商号:株式会社playknot
代表者:本屋敷匠真/山口恭兵
設立:2021年6月
事業内容:
XR(AR/VR/MR)の開発及びコンサルティング事業
XR施策の導入支援を上流から下流までワンストップで取り組み、XRを目的にするのではなくマーケティング戦略に則した「手段」として個々の事例にとって最適なXRの活用を支援
ホームページ: https://www.playknot.co.jp/
 

配信元: PR TIMES
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