【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/14
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、NTTドコモ、アース製薬、大和ハウス、ドン・キホーテ、ペプシの5つの事例をご紹介。
1:Mr.Children & docomoそれぞれの25周年をテーマとした新TVCM(NTTドコモ)
NTTドコモは、1992年7月1日の営業開始より25周年を迎えることを記念して、同じくデビュー25周年を迎えるMr.Childrenとのタイアップを実施。タイアップCMの第一弾として、高橋一生・黒木華・清原果耶・高杉真宙らが出演する新TVCM「25年前の夏」篇(予告編)を7月10日(月)より全国エリアにてオンエア。
本CMには、1992年リリースのMr.Childrenデビューシングル「君がいた夏」「365日」の他、まだ歌詞のついていない“デモ音源”(未発表/タイトル未定)を使用。ドコモが、まだ未完成曲の、しかもデモ音源をあえて使用したのには、この25周年をただ振り返るだけではなく、まだ未完成な未来に向かって、勇気を持って進化し続けていきたい。というメッセージが込められている。
2:一般家庭に潜む<謎の生命体>を潜入調査、その繁殖の脅威を伝える(アース製薬)
アース製薬は、これまで培ってきた企業資産とデジタルの技術をかけあわせて、お客の生活をサポートする新プロジェクト『Earth Innovation Project』の一環として、7月7日(金)に日常に潜むダニ繁殖の脅威を伝える動画「<謎の生命体>潜入調査|一人暮らしアパートvs高級マンションの対決結果が衝撃的!」をダニ対策サイト「Danny」とYouTube公式チャンネルにて公開。
本動画は、 「高級マンションに住む主婦」と「アパートで一人暮らしをする男性」から、「謎の生命体の調査依頼」を受け、それぞれの家庭で潜入調査を開始する場面からストーリーは始まる。そして、一見清潔で快適な住宅にもダニは存在するという事実、普段の生活の中で大量のダニと共存している恐怖、ダニの繁殖力の強さを、緊迫感と臨場感のある映像で描いている。
3:「SHARE HEART / 家事をシェアすることは、想いをシェアすること」Web動画(大和ハウス)
大和ハウスが、5月14日の「母の日」に合わせて、全国の「同居の子どもがいる共働き夫婦」を対象に実施した「家事」に関する意識調査が大きな反響を呼び、妻が負担に感じる「名もなき家事」がTV番組やSNSで話題となっている。また、家事に悩む共働き家族の円滑な家事参加を応援する目的で制作した動画「SHARE HEART / 家事をシェアすることは、想いをシェアすること」は公開から2ヶ月でYouTubeでの視聴回数が160万回を突破している。
さらに、同社で働く女性社員(1,019名)に同様の内容で調査をしたところ、職場で女性活躍推進を進めているにも関わらず、家庭内では家事負担を強いられる女性が多く存在している実態が明らかとなった。そこで、同社では家事負担を軽減するための工夫やアイテムを盛り込んだ戸建住宅「家事シェアハウス」が誕生。7月15日(土)~7月17日(月・祝)の3日間、全国100ヵ所で見学会を開催する。
4:熱中症予防の啓発メッセージ入り「夏季限定 青色レジ袋」を配布(ドン・キホーテ)
ドンキホーテホールディングスは、官民一体で国民や訪日客に熱中症予防を呼びかける「熱中症予防声かけプロジェクト~ひと涼みしよう~」とコラボした「夏季限定 青色レジ袋」を7月10日(月)から全国の店舗で計700万枚を配布し、お客へ熱中症予防を呼びかけている。
3年目となる今年は、熱中症を予防するための 4つの声かけ(「熱中症に気をつけよう」「暑いところを避けよう」「こまめに水分補給をしよう」「疲れたらひと休みしよう」)を印刷した夏季限定レジ袋の配布数を昨年の8倍以上に増やし、さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、英語・中国語・韓国語・タイ語の4カ国語に対応した啓発ポスターの掲出や、店内モニター・店外大型ビジョン・ホームページで同4カ国語対応の啓発動画を放映し、熱中症にあまり馴染みのない訪日客への注意喚起に注力する。
5: 話題のアーティスト達の個性が爆発!謎が謎を呼ぶ完全オリジナルMV(ペプシ)
サントリー食品インターナショナルは、ペプシのWebプロモーションとしてSKY-HIさん・Fischer’s・岡崎体育さんを起用したMV(ミュージックビデオ)「MOMOTAROの歌」をYouTubeサントリー公式チャンネルにて公開。本MVは、現在活躍中の3組のアーティストが、誰もが知る童謡「桃太郎」をテーマに、それぞれの個性を活かしながら新たに作り上げた、いわば「2017年版・桃太郎」。
そのMVの内容は、曲も歌詞も映像も、すべて三者三様。共通しているのはMVの最後に表示される「2017.07.18」という日付、「#いざ鬼ヶ島」というハッシュタグ、歌い終わるとアーティスト達がどこかへ向かっていくラストだけ。「なぜ今、桃太郎の歌?」「みんなどこへ行ったの?」「7月18日に何が起こるの?」等々、多くの謎を残すコンテンツとなっている。
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