そのアイディアに脱帽!カナダ人写真家による、Instagramを活用した自己PR成功事例
Case: #CollabWithAric
世の中には、フリーランスで活躍する多くのカメラマンがいます。一口にカメラマンと言っても報道、スポーツなど様々な専門分野がありますが、その中でも広告代理店とともに、宣伝したい商品や被写体を撮影して作品を作り上げるのが、コマーシャルフォトグラファーです。
カナダを拠点に活動するこちらのAric Guitéさんも、そんなコマーシャルフォトグラファーのひとり。マクドナルドやランドローバーなど、大手企業をクライアントに持つAricさんですが、新しい仕事を得るための営業も欠かしません。
多くの広告写真家たちは自分の作品をポストカードにして、広告代理店や制作会社のアートディレクターに送付することで売り込みをかけるそうですが、人と同じことをしていては目に留まらないと考えたAricさん、SNSを活用してアピールすることを考案しました。
まずは国内のアートディレクター30人をピックアップし、それぞれのインスタグラムに投稿された画像の中から最も印象的な1枚を選びます。そしてその写真と同じテーマで、さらにストーリー性を持たせるような写真を撮影して、2枚を一緒に自分のアカウントにアップしたのです。
以下はそれぞれ左側がオリジナル、そして右側がAricさんが撮影したもの。
投稿した写真のコメント欄には各アートディレクターをタグ付けし、「より完成度の高い作品作りをしませんか?」とメッセージを添えたところ、本人からの返信率はなんと6割以上、仕事の依頼も数多く受けることができたといいます。
カメラマンとしての技術ももちろんですが、自分の魅力を最大限売り込むというプレゼンテーション能力が素晴らしいですね。
#CollabWithAric from Havas Worldwide Canada on Vimeo.
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