【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 11/13
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、東京メトロ/SCRAP、六本木ヒルズ、楽天市場、クマベイス、IPSAの5つの事例をご紹介。
1. 東京の魅力を再発見できるナゾトキ街歩きゲーム(東京メトロ/SCRAP)
東京メトロと「リアル脱出ゲーム」を企画運営するSCRAPは、東京中に仕掛けられた謎を解きながらゴールを目指す回遊型のナゾトキ街歩きゲーム「地下謎への招待状」を共催。2万人以上を動員した昨年に続く、2回目の開催。10月1日(木)から12月27日(日)までの期間限定。プレイヤーは、東京メトロの駅や東京という街全体を舞台に、一日乗車券と謎解きキットを使って街を歩き、謎を解き明かしながらゴールを目指す。また、英語版および中国語(繁体字)版の2種類の外国語版キットや特設WEBサイトも用意されている。
2. スマホでハートの光の演出を変えられるクリスマスイルミネーション(六本木ヒルズ)
六本木ヒルズでは、11月4日(水)より、約400mの並木を約120万灯のLED が彩り、2種類の眩い光が街を包み込むクリスマスイルミネーションにて、スマートフォンを使ってイルミネーションに灯るハートの光がインタラクティブに変化する新しいスマホ連動企画「TOUCH the HEART」を実施。
スマートフォンから特設サイトにアクセスして、「Doki Doki」「Fuwa Fuwa」「Kira Kira」などのアクションのバリエーションや、寒色系の“SNOW&BLUE”・暖色系の“CANDLE&RED“から好きなカラーを選んで操作すると、自分だけの動きやカラーチェンジの演出を楽しめる。またGalaxy 機種のスマートフォンからはスペシャルバージョンの演出を楽しむことができる。
3. “○○だけおせち”などのユニークなコンセプトおせち(楽天市場)
楽天市場は味と素材にこだわるおせちの名店とタッグを組み、数あるおせち料理の中から、好きなものだけを集めた『だけおせち』をコンセプトに、今回オリジナルで人気店と共同開発した「“魚卵”だけおせち”」をはじめ「“ハム”だけおせち」などのユニークなオリジナルおせちを集めた特設サイトを開設。11月6日(金)から販売開始。
魚卵だけおせちはいくら・数の子・キャビア・からすみなど魚卵尽くしの贅沢おせちになっており、ハムだけおせちはハム尽くしなおせちになっている。その他にも、おせちジャンルで絶大な人気を誇るお店「博多久松」の全面協力の下、地元福岡の高校生達がおせちをプロデュースした『高校生プロデュースおせち』なども販売している。
4. 地域資源を有効活用したサービス「星空美女」(クマベイス)
地域課題解決型事業などを展開するクマベイスは、「熊本の大自然が織りなす星空」と「熊本の美女」を組み合わせた写真の掲載を通し、熊本の魅力を国内外に広く伝えることを目的としたウェブサイト「星空美女」を開設。結婚式の前撮りやマタニティフォト・家族写真などの需要に対し、非日常の体験ができる撮影を提供する。
昼間は多くの人が訪れる阿蘇や天草などの観光地でも、夜間はまったくと言ってよいほど活用されていない。また、数多くの有名女優を輩出し、“美人が多い”とされる熊本だが、秋田などと比べるとブランディングできているとは言い難いのが現状。そこで本サイトは、熊本の資源が有効活用されていないという問題意識から企画。撮影地は主に熊本県内の観光地を選定し、モデルは熊本県在住の方に限定。
5. 顔で奏でる音楽「FACE MELODY」(IPSA)
イプサは、創業30年目を迎える今年、「肌を、解く。」というブランドメッセージを体感してもらうべく、日本初の、個人の顔を分析して取得したパラメータを元にその人だけの音楽が生成されるコンテンツ「FACE MELODY」を開発。
特設サイトにアクセスし、顔写真をアップロードすると、表情・顔のバランス・肌の色・全体の明るさといった4つの項目に基づいて顔を解析し、音楽を生成。そこからひとつの楽曲を紡ぎだす。そして顔が世界にひとつしかないその人の個性であるように、膨大な組み合わせパターンの中からその人だけの音楽を奏でる仕組み。
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