“密猟体験”を切手の中に。メディア設定がすばらしい、動物愛護団体の広告。
Case: Stamping down on poaching
ドイツのハンブルグで実施されたユニークなダイレクトマーケティング施策をご紹介。
同国で活動する動物保護団体である「Pro Wildlife」がクライアント。今回、絶滅危惧種の密猟禁止を訴えるべく製作したクリエイティブがこちらです。
サメのひれ、サイの角、そして象牙の部分が切り取れるようになった切手をつくりました。
この切手を購入すると50セントが、Pro Wildlifeに寄付される仕組みで、合計で41,000ユーロもの寄付につながりました。このキャンペーンは新聞で取り上げられ、ブログやSNSでも人々の話題にのぼり、団体のウェブサイトへの流入も4倍を記録したといいます。
コピーは、“Every trophy costs a life. Your donation can save it.(象牙やサイの角は、命と引き換えです。あなたの寄付で、助けられます。)”
自分ゴト化しにくい問題を、日常生活の中にある切手というメディアをつかって分かりやすく表現したクリエイティブな施策でした。
切手を活用したマーケティング施策に関心のある方は下記もご覧ください。
・切手を使った斬新なマーケティング施策(まとめ)
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/dm/pro_wildlife_stamping_down_on_poaching
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