これぞデジタル時代の情操教育!アニメと音楽をリンクさせ、クラッシックをもっと身近に
敷居が高いようで、実は身近なクラッシック。学校やアニメなど色々なところで使われているので、子どもの頃よく耳にし、聴けば分かる曲もたくさんあるはず。でも実際コンサートに聴きに行くほど好きではないし、生演奏に触れる機会はあまりないのかもしれません。
ブラジルのクラッシックコンサートの観客も、そのほとんどが65歳以上と言われています。そこで、“新世代の子どもたちに、クラッシックに興味を持ってもらうにはどうしたらいいか?”考えられた、ユニークなアプリをご紹介します。
アニメと演奏をリンク
このアプリを起動させると、テレビではアニメが観られ、タブレットではアニメに流れるオーケストラの演奏を聴くことが出来ます。そしてこの映像ではアニメ、“ポパイ”が流れます。このアプリ用に、オーケストラ演奏を実際に録音したようです。
効果音も生演奏
ちょっとしたワンシーンの効果音も、ドラムロールで演奏。このようにリアルな演奏を見ると、アニメを観ながら演奏の方にも自然と興味が沸きますね。
楽器の音も聴ける
興味を持った楽器をタップすれば、その楽器の音を聴くこともできます。クラッシックの多重演奏ではなかなか気づかない、各楽器の音に子どもたちも遊びながら触れることができます。
“クラッシックは、子どもの頃から身近にありみんなが好きな音楽。ただ、それに気づいていないだけ。”と、ナレーション。映像の少年もすっかりポパイの音楽に魅せられています。
ブラジリアン・シンフォニー・オーケストラとTVキッズチャンネルが提携して作成された、『Class of Classics (クラッシックの授業)』でした。授業の最後には近々行われるコンサートの日時、場所もお知らせしてくれるようです。
埋もれがちな名演奏を前面に出し、子どもの頃から本物の演奏に触れることが出来る楽しいクラッシックレッスン。このアイデア、とってもいいですね!
(参考サイト:adeevee)
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