優勝賞金は1万ドル　NYで開催されたソシャゲのコスプレ大会

大手ゲーム会社Supercellが2012年から展開している「Clash of Clans（クラクラ）」は、日本を含む世界中で月間数千万人のプレイヤーを有する人気タワーディフェンスゲームです。

なかでもバーバリアンというキャラクターは同ゲームの顔と言っても過言ではないほどの人気を誇り、主力として活用する初心者はもちろんのこと往年のプレイヤーからも愛されています。そんなバーバリアンの魅力に改めてスポットライトを当てることで新規ファンの流入はもちろん、既存ファンの愛を爆発させることを意図したコスプレイベントがニューヨークで開催されました。

優勝賞金なんと$10,000（約150万円）という豪華なイベントには多くのクラクラファンが集まり、各々が気合のこもったコスプレと演技を披露することで、自分こそがバーバリアンをもっとも愛している人だとアピール。選考会の途中にはいくつかの質問を投げかけられる場面があり、多くの参加者は普通に答えるのではなくバーバリアンのモノマネをしながら唸るだけという、徹底した“バーバリアン像”を演出しました。

最終的に優勝した男性はNBAスターのKarl-Anthony Townsから賞品を授与され、他の参加者と一緒にバーバリアンの素晴らしさとクラクラへの愛を祝いました。長年同じキャラクターをIPの顔として立て続けることの重要性と、その先に行けたからこそ実現できる企画があるという発見があるコンテンツ関連のコミュニケーションに携わる人にとって必見の事例でした。

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