Deep Fakeに徹底対抗! 社会問題と向き合うサムスンの新技術

世界的な電子機器メーカーのサムスンから、AIの発展に伴い現在韓国で話題になっているとある社会問題を解決するための新しい技術が発表されました。その宣伝として公開されたCMでは、純粋な機能性能の訴求であるにもかかわらず、どこかシリアスで深刻なトンマナを洗練されたクリエイティブに仕上げています。

その技術とは、特定の人物の画像データを読み込み、別の人物に当てはめるDeep Fakeに対抗する“ANTIFACE”というもの。顔写真の一部に特殊なピクセルを入れ込むことで顔が認知できなくなるのです。

中国の大学の研究結果に基づいて開発され、サムスン社のスマートフォンのネイティブカメラアプリに標準搭載されることで、同端末で撮影された写真であればDeep Fakeの影響を受けずに済むのだとか。

技術の発達によって生活が便利になった一方で、韓国ではDeep Fakeを悪用したいじめが多くの学校で蔓延し、その被害は学生だけでなく教師にも及んでいるという深刻な事態へと発展しています。ユーザーの安全を守り、結果として社会問題の解決に寄与する可能性を伝えたCMは、サムスンの技術力とクールな世界観を訴求することに成功したようです。

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