バスケ選手でありラッパー。アメリカで大人気の若手を起用した清涼飲料水の大型施策
3月から4月上旬にかけて全米大学体育協会のバスケットボールトーナメント、通称March Madnessが開幕します。それに合わせて、公式飲料スポンサーの清涼飲料水ブランド・Poweradeが現役バスケットボールプレイヤーであり、ラッパーでもあるFlau’Jae Johnsonを起用し、“大学スポーツのカルチャーそのもの”を体現したようなブランディング施策を実施しました。
施策は、若者から絶大な支持を得るFlau’Jae Johnsonの描き下ろし楽曲及びMVを制作するというもの。短尺なCMに起用したり、MVの制作費を出したりするケースは日本でもしばしば見られますが、大学スポーツの精神を表した曲そのものを作るところまで踏み切ったケースはほとんどありません。
新曲の発表に合わせてFlau’Jae Johnsonは「この曲はどれだけ辛いときであっても自分を信じ抜くことを表現しています。アスリートでもありアーティストでもあるわたしは、成功に必要なものは才能だけじゃないことを知っています。それぞれの畑で頑張るすべての人に捧げる曲です」とコメント。これからはじまるトーナメントへの意気込みを見せるとともに多くのファンを勇気づけました。
スポーツトーナメントのスポンサーにできること……それは金銭的な支援だけでなく、その文脈を理解した上でカルチャーそのものを体現することの重要性を説いた事例でした。
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