「ネットで買ったら安いのに」を覆す、高齢者のための電話注文セールを開催

株式会社エビングハウスステーショナリーが、2025年1月10日（金）〜2月11日（火）の期間限定で「エビングハウスフセン」の電話注文セールを開催しています。

孫へのプレゼントとして購入を希望する電話が多いというステーショナリー「エビングハウスフセン」は、本来は電話注文を受けておらず、インターネット上で販売されていたもの。商品を電話販売するためには、広告などの販促費や電話を受ける人件費がかかってしまい、ネット販売よりは高めの価格設定になる傾向があります。

しかし同社は、のちにプレゼントを受け取った孫に「おじいちゃん、おばあちゃん、ネットで買ったほうが安いのに」と言われないよう、損しないセットを販売する期間限定の電話注文セールを企画。リクエストの多い「エビングハウスフセン」に別商品を加えたセットや、さらにお得になる複数まとめ買いプランなどが発表されています。

キャンペーン実施の背景には、インターネットショッピングが苦手な高齢者がほしい商品を購入できない、または電話注文はネット販売と比べて高額になってしまうという問題がありました。家庭内で交わされている会話からヒントを得た企画は、経験のある多くの当事者の興味を惹きつけ、売上アップに期待できます。

時代の流れの逆手をとった手法は、ビジネスジャンルを問わず参考になる実例です。購入者はお得感に満足でき、売り手側は販促力にも期待できる、双方にとってメリットのある企画と言えるでしょう。

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