自習室にボドゲ室！？「ジャンカラ香椎アオハル店」に見る学生向けマーケティングアイデア

全国に187店舗を展開するカラオケチェーン「ジャンカラ」は、福岡県福岡市に新店舗「ジャンカラ香椎アオハル店」を2024年12月13日（金）よりオープンしました。

新店舗は”学生向け”をコンセプトとし、他店にはない特徴のある施設やサービスを展開します。店舗名は、地元の学生から募集し、400を超える候補の中から、「アオハル＝青春」を謳歌してもらいたいという思いを込めて選ばれました。現役学生が考案した店舗名ということで、学生たちにも親しみを持って利用してもらえそうです。

店内には、オープンカウンター「KARAOKE BAL KASHII」を設置。ガラス張りで清潔感あふれる空間で、ライブのような気分でカラオケを楽しめます。さらに、学生は1時間の利用でフライドポテト食べ放題の特典付きで、学生同士の新たな出会いや交流のきっかけの場にもなりそうです。

「香椎アオハル店」には、他にも学生に嬉しいコンセプトルームが設計されています。「自習室」には、カラオケ用のモニターやソファに加えて、勉強用の机やイス、ホワイトボードを設置。集中して勉強に取り組めるだけでなく、息抜きとしてカラオケを楽しんだり、モニターやマイクを利用してプレゼン練習も可能で、カラオケの設備を活かしながら学生が使いたくなる工夫が施されています。

さらに、数十種類のボードゲームが用意された「ボードゲームルーム」は、ゲームとカラオケで遊び放題のまるで秘密基地のような空間で、子供心をくすぐられそう。放課後や休日に、仲間同士で楽しむ場所のひとつとして人気を博しそうです。

他にも、「ホームシアタールーム」や「プロジェクタールーム」、絵本やおもちゃが用意され、安全に配慮された設備で子どもを見守ることができる「キッズ知育ルーム」も設置され、幅広い年代・使用用途のユーザーにカラオケ店を快適に利用してもらうアイデアが満載です。

「学生ファースト」の新店舗として、従来のカラオケ店のあり方に囚われず、学生が利用しやすく楽しめるアイデアが光る取り組みです。

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