中年サラリーマンが日用品でサバイバル!セガ、『S.T.A.L.K.E.R.2』WebCM公開
株式会社セガは、2024年11月21日(木)発売のPCおよびXbox Series X|S用ソフト『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl(ストーカー2:ハート・オブ・チョルノービリ)』のWebCMを公開しました。
本プロモーション動画は、映画『カメラを止めるな!』で知られる上田慎一郎氏の所属する映画・映像制作会社「PICORE株式会社」が手掛け、ナカモトユウ氏が監督、上田氏が監修を担当。ゲームの世界観をユーモラスにアレンジした映像作品として、注目を集めています。
日用品を武器にサバイバルする中年サラリーマン
『S.T.A.L.K.E.R. 2』は、爆発事故による放射能汚染で荒廃したチョルノービリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域「ゾーン」を舞台にしたサバイバルホラーFPS。プレイヤーは、この「ゾーン」で迫りくる脅威と向き合いながら、限られた資源を駆使して生き残ることを目指します。
一方で今回のWebCMは、ゲームのスリリングな世界観をベースにしながらも、コミカルで笑いどころ満載のストーリーです。時は現代、主人公はゲームマニアの中年サラリーマン。彼が“禁忌”の場所に踏み入るという設定で、日用品を武器に使ったアクションが展開されます。
ケチャップを銃に見立てたりフライパンを盾にしたりするなど、身近な道具を駆使して戦う姿が視聴者の笑いを誘います。ゲームのテーマである「生き延びるためにあらゆる手段を講じる」というエッセンスを絶妙に反映したこのCMは、既存のファンだけでなく通りすがりの一般視聴者にも強い印象を与えるでしょう。
縦型ショートフィルムでSNSを意識した戦略
今回のWebCMは縦型映像で制作されており、スマートフォンでの視聴を意識した設計が特徴的。縦型映像はTikTokやInstagramなどSNSでの拡散に適しているだけでなく、視聴者がより没入感を得られるといった魅力があります。
映像制作を担当したナカモトユウ氏は、縦型映像の制約を巧みに利用して物語の臨場感を高める演出を実現。さらに監修を務めた上田慎一郎氏の構成力が加わり、テンポの良い展開とユーモアあふれるシーンが次々と繰り広げられています。
クリエイター陣の実力が光る作品
本施策を手掛けたのは、映画業界で実績を持つ二人のクリエイター。映画『カメラを止めるな!』で大成功を収めた上田慎一郎氏は、国内外で数々の映画祭受賞歴を持つ実力派であり、縦型映像作品でも高い評価を得ています。
上田慎一郎氏
一方、監督を務めたナカモトユウ氏は、ジャンル映画やSNS映えする短編映像で定評があり、独特のユーモアとクリエイティブな演出で注目されている人物です。
ナカモトユウ氏
二人の個性と実力が見事に融合したことで、今回のWebCMは映画的なクオリティを持ちながらも短時間で視聴者を引き込む力を持つ仕上がりに。中年サラリーマンという親しみやすい主人公の設定によって、特に30~40代のターゲット層へと刺さりそうです。
『S.T.A.L.K.E.R. 2』の新たな魅力を発信
『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、Unreal Engine 5を使用したシームレスなオープンワールドが特徴で、ゾーン内でのサバイバル体験をこれまで以上にリアルに再現した一作。
今回のWebCMでは本ゲームが持つ「過酷な環境で生き延びる」というテーマを、独自のセンスをもつ2人のクリエイターがユーモラスな視点で再解釈・表現しています。本施策は視聴者に強いインパクトを与えるだけで終わらず、ゲームへの期待感を高めてくれるはず。
日用品を使ったサバイバルという一風変わった切り口と、縦型映像を活かしたクリエイティブな演出が見事に融合している本プロモーション動画は、ターゲット層の関心を引きつけるだけでなく、インパクトのある施策として多くの話題を呼びそうです。
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