葬儀具のファッションショー?「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」スタート

GRAVETOKYOが主催する「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」が、2024年10月1日(火)から2024年10月31日(木)まで高崎オーパで開催されます。

これまで葬儀具は、葬儀社を通して選び購入するのが一般的でした。しかしこの展示会では、一般の来場者が葬儀具に自由に触れたり試着したり、生前に購入することが可能。

本イベントは「葬儀」という大切な人生の節目に対して、より個人の意思や好みを反映させた選択肢を提供する機会となっています。

新しい葬儀の形を提案する背景

本展示会で注目したい点は、葬儀に対する考え方や価値観の変化を反映しているところ。

従来、葬儀は厳かな儀式として捉えられがちで、個性を反映させる余地が限られていました。しかし現代では死や葬儀についてオープンな傾向にあり、自分らしい形で最期を迎えたいと考える人々が増えてきています。

GRAVETOKYOはこうしたニーズに応えるため葬儀具をより身近なものと捉え、パーソナルな選択肢の提供を実現しました。

実際に体験できる新しいアプローチ

本展示会の最大の特徴は、葬儀具を「見て、着て、さわって、買える」体験型展示であることです。来場者は葬儀具を手に取り自分自身で試してみることで、より具体的なイメージを持つことができ、気に入れば購入もできます。

例えば、入棺体験やオリジナル骨壺作成ワークショップといったイベントを通して、葬儀具を道具としてだけではなく、故人の人生や個性を表現する手段として提供しています。


※入棺体験


※骨壺作成ワークショップ

このような体験は来場者に死や葬儀に対する新たな視点をもたらすだけでなく、葬儀をよりパーソナルで意義深いものとしてもらうための手助けとなりそうです。

葬儀に対するタブー意識を軽減する取り組み

死や葬儀に対するタブー視は長年にわたり続いてきましたが、近年ではその意識が少しずつ変わってきています。GRAVETOKYOの「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」は、このタブー意識を取り払い、葬儀や死についてより自然に考える機会を提供するもの。

来場者が葬儀具に触れたり選んだりすることを日常の一部として捉えられれば、死に対する心理的な障壁が少しずつ低くなるかもしれません。来場者が自分自身や家族のために最適な選択肢を見つける過程は、葬儀の計画を前向きな行為として捉え直す助けになるはずです。

新しい葬儀文化への第一歩

本展示会は葬儀具を体験できる稀有な展示会として、従来の葬儀文化を再考する場を提供しています。この展示会が示すのは、葬儀を個人のライフスタイルや価値観に基づいて計画し、より自由で創造的な形に進化させるというビジョン。

GRAVETOKYOの試みは葬儀に対する社会の認識を変え、今後の葬儀文化に新しい選択肢と価値をもたらす可能性を秘めているのではないでしょうか。

その他の販促事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=29
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る