マヨネーズボトルをリサイクル!キユーピーと味の素の共同プロジェクト

キユーピー株式会社と味の素株式会社は、2024年7月1日(月)から2025年6月30日(月)まで、使用済みマヨネーズボトルの回収実証実験を共同で実施。本取り組みは資源のリサイクルと環境負荷の低減を目指し、神奈川県川崎市のイトーヨーカドー溝ノ口店で行われます。家庭で使用済みのマヨネーズボトルを回収し、リサイクル可能な資源として再利用するための技術検証です。

キユーピーと味の素は、マヨネーズボトルの主成分であるポリエチレン(PE)の再資源化を目指し、生活者に対してリサイクルの重要性を啓発します。具体的には、回収ボックスを設置し、ボトルのフタとシールをはがして洗浄して乾燥させたものを回収。同社には本取り組みを通じて「消費者がリサイクルのプロセスを理解し協力する流れを促進したい」といった狙いがあります。

この実証実験は、企業間の協働による環境保護活動の一環として行われており、消費者参加型のCSR活動の好例です。回収されたボトルは、両社が協働して資源循環の実現に向けた技術検証に活用されます。

本施策は持続可能な社会の実現に向けたひとつのステップであり、企業の環境保護への取り組みが消費者と連携して行われている点は参考になるものです。消費者が回収活動に積極的に参加することで、資源の有効活用と環境負荷の軽減が望めます。

両社は本取り組みを通じて、リサイクル技術の向上や新たなリサイクル製品の開発にも取り組む予定です。本取り組みが成功すれば、リサイクルの輪がさらに広がり、より多くの資源が有効に活用される未来の実現が期待されます。

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