「効果」より「目的」を伝える。健康食品ブランド大手が制作した広告
オランダに本社を置く総合化学メーカーのDSMが、アメリカで市販されているサプリメントとの差別化を図るため、パッケージの半分に人びとの健康的な生活を描いたプリント広告を制作しました。
広告のビジュアルは6種類あり、共通メッセージには「Where other see products, wee see purpose.(製品の効果にばかり着目している他社とは違い、わたしたちは目的を大切にしています)」と書かれており、サプリメントの効果ではなく、それを摂取することで達成したい目標を記載して消費者への興味関心を喚起しています。
【スポーツドリンク編】:疲労回復効果のあるビタミンB群を含んだスポーツドリンクは、ランニングやトレッキングなど、健康でアクティブな生活のお供に。
【風邪薬編】:安全な薬で風邪の症状を緩和し、仕事や学校生活をサポートします。
【マルチビタミン編】:免疫力を高めるマルチビタミンで健康を維持し、ガーデニングなど趣味の時間を存分に楽しみましょう。
【ビタミンC入り離乳食編】:健康的な未来は、幼少期に食べる栄養バランスの取れた食事から始まります。
【バニラシェイク編】ビタミンやプロテインを添加したバニラシェイクで、孫と遊べる元気な体作りを。
【ビタミン強化米編】:栄養失調のない世界を目指して、わたしたちは世界に40億人もいる恵まれない人たちのために、手頃な価格で栄養価の高い食品を提供しています。
同社は使命として「Bright Science, Brighter Living(科学で人の暮らしを豊かにすること)」を掲げており、消費者ひとりひとりにとって、真に豊かな暮らしをサポートするとしています。
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