【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 4/3
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、クリスプ、パシフィックリーグマーケティング、ユーグラッド、Laline JAPAN、花王の事例をご紹介(※内容はリリース時の情報に基づくものです)。
1: 医療従事者と病院勤務者にサラダを無償提供(クリスプ)
クリスプは、同社が運営するカスタムサラダ専門店「CRISP SALAD WORKS」全14店にて、3月25日(水)~3月30日(月)の期間、新型コロナウイルスと闘う医療従事者と病院勤務者にサラダを無償提供した。世界中の新型コロナウイルス蔓延の背景を受け、最前線で働く医療従事者への支援が重要と考えての試みだという。
利用方法は、公式モバイルオーダーアプリから事前に店舗と好きなサラダを選択。カート画面で指定のコードを入力すると1日1点まで無料で注文が可能。店頭ピックアップの際に医療従事者・病院勤務者であることを証明するIDをスタッフに提示してもらう形。
なお、本取り組みでは、6日間で2,296個が無償提供された(同社が運営するカスタムピザ専門店「R PIZZA」でのピザの無償提供も含む)また、同社によるサラダの無償提供は一旦終了するが、次のステップとして必要とする病院により直接的な方法でサラダを無償提供・配達する形で支援を継続していくという。
2: プロ野球界初!手洗いキャンペーン「#SAFEHandsパ」(パシフィックリーグマーケティング)
パシフィックリーグマーケティングと、プロ野球 パ・リーグ6球団(北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス)は、パ・リーグ6球団共同企画として、プロ野球界初の手洗いを啓発するキャンペーン「#SAFEHandsパ(セーフハンズパ)」を実施。
本企画により公開された動画では、パ6球団各チームの選手による手洗いシーンや好プレーなどをまとめたものになっている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける中、プロ野球界からもできることを一つ一つ前向きに実施していきたいとの想いから、WHOが推奨している#SafeHandsチャレンジへの参加とともに、手洗い全般の啓発を目的とし今回のキャンペーンを実施したという。
3: 結婚式中止に悩むカップルへ 配信型結婚式「WEB婚」が登場(ユーグラッド)
ユーグラッドが運営するFavio wedding movie(ファビオ・ウェディングムービー)は、新型コロナウィルスの影響で結婚式の中止や延期を余儀なくさせられているカップルへ向けて、自宅で簡単に作成できて配信できる配信型結婚式「WEB婚」をリリース。
本サービスは、Webムービー形式の結婚式で、YouTubeの限定配信機能を使えば招待者のみが観ることが可能(公開も可能) 。ムービーは顔はめのイラストを用いることで顔写真さえあれば、ドレス姿に変身。スマートフォンなどで撮ったメッセージ動画と生い立ち写真を同社へ送信すればムービーに編集してYouTubeへのアップロードも代行。招待者はYouTubeのコメント機能を使って祝福メッセージを送ることができる。制作期間は約2週間。超特急対応なら3日間で制作対応するという。
4: 医療従事者にハンドクリームを無償提供(Laline JAPAN)
Laline JAPANは、同社が運営する自然派コスメ「Laline(ラリン)」日本国内全27店舗にて、4月1日(水)から4月30日(木)までの期間中、医療従事者にハンドクリームを無償提供。各地での新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、最前線で働く医療従事者に敬意を表し、感謝の気持ちとして手洗いや消毒で荒れがちな手肌を保湿して守るハンドクリームを無償提供するに至ったという。
Laline(ラリン)店頭にて、医療従事者であることを証明するIDをスタッフに提示すると、ハンドクリームが無償提供される形。
5: 内臓脂肪レベルをスマホで簡単に知ることのできるサービス(ヘルシア)
花王は、3月31日(火)、服を着たままスマートフォンで写真を撮るだけで、内臓脂肪レベルを推定することができるサービス「モニタリングヘルス」の運用を開始。ヘルシアのLINE公式アカウントから無料で活用でき、健康意識を高める為に役立てることができる。
同社は、内臓脂肪計(医療機器)を用い、長い年月をかけて、延べ1万人以上の内臓脂肪測定データを蓄積しつつ推定アルゴリズムを開発。そして今回、その膨大なデータから導かれる内臓脂肪面積推定アルゴリズムに、Bodygram Japanが提供する服を着たまま身体実寸をリアルタイムにAIで推定するBodygram(AI採寸テクノロジー)を組み合わせることで、内臓脂肪レベルをスマートフォンで簡単にチェックできる「モニタリングヘルス」の開発に至った。
内臓脂肪は、つきやすい一方で、“落としやすい脂肪”とも言われていることから、自身の状態を定期的に把握する事で健康意識を高めることができるとしている。
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