【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/29

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、日産自動車、BEN & JERRY’S、アサヒビール、サントリー食品インターナショナル、ネスレ日本の5つの事例をご紹介。

1:360°究極のカー・セルフィーを体感できるクルマ「CUBE SHUTTER ROOM」(日産自動車)

CUBE SHUTTER ROOM

日産自動車は7月21日(木)、車内での楽しい瞬間を自動で検知し、360°自動撮影する「CUBE SHUTTER ROOM」を公開。同車は7月28日(木)から31(日)までの4日間、日産グローバル本社ギャラリーにて展示。「CUBE SHUTTER ROOM」は、広々とした車内空間がお客から好評の車種「キューブ」をベースに作られたデモカー。

車室内を取り囲むように設置された「360°撮影カメラ」のシャッターには、「エモーションセンサー」を利用し、乗員の“盛り上がった瞬間” を逃さずに撮影。「360°撮影」の特長を活かし、まるで特撮映画のようなバレットタイムでの撮影が可能。6月末から放映されている「キューブ」の新CM「広さで、遊べ」内で、同様の機能を紹介したところ、好評だったため、実際にこの撮影を体験できる特別車両の展示に至った。新たに撮影された「CUBE SHUTTER ROOM」のコンセプトムービーも同時に放映。

2:「選挙に行ってアイスをもらおう」キャンペーン(BEN & JERRY’S)

都知事選だヨ!選挙に行ってアイスをもらおう

アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「BEN&JERRY’S(ベン&ジェリーズ)」は、7月31日(日)の東京都知事選挙へ行くことをFacebookもしくはTwitterで宣言した人に、アイスクリームをプレゼントする「都知事選だヨ!選挙に行ってアイスをもらおう」キャンペーンを実施。

同社は、東京都に住む全ての有権者にも、アイスクリームを選ぶように注意深く、そして前のめりに、東京の未来について考える「きっかけ」となることを願って、本キャンペーンを行う。参加の方法は、キャンペーンページより、好きなアイスのフレーバーを1つ選び、「選挙に行きます!」コメントといっしょにFacebookまたはTwitterにて投票宣言をするだけ。アイスクリームの引き換えは、引き換え日時の7月31日(日) 〜8月3日(水)営業時間内に、同社ショップ(表参道ヒルズ店、ららぽーと豊洲店)にて可能。

3:「リオ2016オリンピック・パラリンピック がんばれ!ニッポン!®号」運行(アサヒビール)

アサヒビールは、日本オリンピック委員会(JOC)・日本障がい者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会(JPC)ゴールドパートナー全15社(同社を含む)及びJOC・JPCと共同で、8月1日(月)から9月15日(木)まで、JR山手線車両にて「リオ2016オリンピック・パラリンピック がんばれ!ニッポン!®号」を運行し、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック日本代表選手団の活躍を応援する。

「がんばれ!ニッポン!®」をテーマに、日本代表選手団の躍動感あふれる姿をデザインした山手線車両の中のフロア(床)には、競技フィールドのイメージが施される。また、中づり・窓上にはJOC・JPCの協力により、選手写真などを掲出し、オリンピック・パラリンピックの臨場感を乗客に提供する。車両は8月1日(月)から8月25日(木)はオリンピック仕様、8月26日(金)から9月15日(木)はパラリンピック仕様のデザインとなる。

4:企業の“健康経営”をサポートする、自販機とスマホを連動させたポイントサービス(サントリー食品インターナショナル)

サントリー食品インターナショナルは、自動販売機とスマートフォンアプリを連動させ、企業の「健康経営」をサポートするポイントサービス「サントリー GREEN+(グリーンプラス)」を自動販売機業界で初めて開発、今秋より順次導入していく。

本サービスは、企業の“社員の健康増進意欲をいかに向上させるか”という課題を解決するべく、社員にとって身近なオフィス・事業所内自動販売機に着目したポイントサービス。トクホ飲料市場でブランド販売額No.1の「伊右衛門 特茶」をはじめ、多くのトクホ飲料を有する同社ならではの取組みになる。仕組みは、オフィス・事業所内の専用自動販売機で飲料を購入したり、期間内に規定の歩数以上歩くことで、アプリ内にポイントが貯まり、貯まったポイントでサントリーの“トクホ飲料”に交換することができる。

5:1袋につき10円の熊本地震被災地支援寄付金付き「キットカット」(ネスレ日本)

キット、ずっとプロジェクト

ネスレ日本は、熊本地震で被災された人々を支援するための寄付金・1袋当たり10円が商品価格に含まれた「キットカット Big リトル くまもと茶」を、7月25日(月)より期間・数量限定で全国発売。寄付金は、日本赤十字社を通じて被災地へ届けられる。本商品は、好評を博しているご当地土産シリーズ「キットカット ミニ くまもと茶」の味わいを、夏にぴったりなコーティングを施した小粒タイプで再現されている。

同社は、2011年東日本大震災発生以降、三陸鉄道(岩手県)と協働して、被災地の復興を支援する「キット、ずっとプロジェクト」を企画、推進。同プロジェクトの一環として2014年秋に誕生した地域密着型草野球チーム「三陸鉄道キットDreams」は、スポーツを通した地域振興と復興を目指して活動しているが、今年の4月23日に開催された同球団の本拠地野球場の落成記念イベントでは、その9日前に発生した熊本地震の被災地へ向けて、多数の応援メッセージが三陸沿岸の地域住民から寄せられた。これらの経緯より、東北から熊本へこの想いを全国へ拡げるべく、本商品の企画・販売が決定した。さらに熊本の復興を応援すべく、少年野球大会も熊本で開催を予定している。

 

AdGangでは国内事例の情報提供募集中です。
情報提供はこちらのフォームよりお寄せください。

※ご提供頂いた情報は掲載を保証するものではありません。ご了承ください。

 

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る