【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 2/19
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、日産自動車、キリンビバレッジ/グリコ、GODIVA、CIAOPANIC TYPY、おねしょ卒業!プロジェクトの5つの事例をご紹介。
1. “自動で元の位置に戻るイス”で技術を表現(日産自動車)
日産自動車は、駐車の際に自動でハンドルを操作しドライバーをサポートする同社の車両搭載技術「インテリジェントパーキングアシスト」から着想した先進的なイス、「INTELLIGENT PARKING CHAIR」のコンセプトムービーを公開。
このイスは、ローラーを内蔵した脚部により自動操舵で360°移動できるイス本体と、イスに向けて移動位置を指示するシステムから構成されている。映像内で「INTELLIGENT PARKING CHAIR」を導入した会議室等では、天井の四隅に位置をモニタリングする感知器を設置し、そこから得られる「トップビュー」を無線でイスに伝えることで、あらかじめ指示した「駐車場所(定位置)」へと移動させる仕組みになっている。
日産自動車の最新の車両搭載技術が、身近な日々の生活に加わったらどうなるか?その具体的な例をきっかけに、日産の技術の魅力を多くの人に伝えることを目指している。
2. 「甘酸っぱい恋の出会い」をテーマに“味”と“パッケージ”でつながるコラボ企画(キリンビバレッジ/グリコ)
キリンビバレッジは、「キリン 午後の紅茶 恋のティーグルト」を2月16日(火)より全国で新発売。それに伴い、“一緒に飲むと味が変わる”、“つながるパッケージデザイン”で好評だった、昨年2月のチョコレート菓子ブランド「ポッキー」(グリコ)との第2弾となるコラボレーション企画を展開。
本商品は、甘酸っぱいヨーグルトテイストの紅茶だが、「ポッキーミディ <恋のレモン>」と一緒に飲むと、レアチーズケーキのような味わいを楽しめる。「甘酸っぱい恋の出会い」をテーマに、ときめき感を伝えるパッケージを全6種用意。
同時に、スマートフォン専用アプリ「COCOAR2」で2つの商品を読み込むと、パッケージの男女がしゃべり出す動画コンテンツが画面に流れ、12種類のストーリーが展開するプロモーションも実施。各キャラクターの声には、人気声優陣を起用。
3. あの頃の気持ちを呼び起こす「Back to First Time」(GODIVA)
ゴディバは、創業90周年を迎えた2016年を記念し、 “愛の言葉を伝えたくなる”スペシャルムービー「Back to First Time」を公開。
本ムービーは、大切な人に、初めて気持ちを伝えた時、初めてキスをした時、初めて抱き寄せた時のことを思い出し、それを再現することで、普段忘れてしまいがちな気持ちを伝えることの大切さや、大切な人への新鮮な想いをもう一度取り戻していくことを提案している。
4. 「なりたい家族に、着がえよう。」(CIAOPANIC TYPY)
アパレルブランド「CIAOPANIC TYPY」(チャオパニックティピー)では、2月20日(土)より、全国49店舗の「CIAOPANIC TYPY」およびオンラインストアにて、数量限定で『ちびまる子ちゃん』にインスパイアされたユニークな春夏のアイテム「TYPY INSPIRED BY MARUKO」を発表。
本ブランドでは、2015年秋冬シーズンより「なりたい家族に、着がえよう。」というコンセプトのもと、1990年からアニメで親しまれる日本を代表する家族『ちびまる子ちゃん』ファミリーをファッションモデルとして起用。その一環で、この春『ちびまる子ちゃん』から着想や刺激を得たデザインアイテムを開発、発売している。また、何気ない日常を楽しむ家族のライフシーンとして、「ガーデニング」のイメージで、2月20日(土)より広告展開を実施。モデルのちびまる子ちゃんファミリーには、特別の書き起こしイラストの中で、TYPYのファッションを着こなしている。
5. 「ママには言えない、おねしょの悩み。」夜尿症疾患啓発Web動画(おねしょ卒業!プロジェクト)
フェリング・ファーマが運営する、「夜尿症」疾患啓発のために企画運営するプロジェクト「おねしょ卒業!プロジェクト」は、おねしょの悩みをもつ子どもと、その悩みを知った母親の体験を紹介したWeb限定動画を公開。
夜尿症とは5~6歳(小学校入学前後)以降の子どものおねしょを指す病気。生まれて2歳ごろまでの子供は毎晩おねしょをするが、その頻度は年齢とともに減っていくのが一般的であるため、夜尿症は心理面や社会面、生活面にも影響を及ぼすこともあると言われている。
映像内では、「たかがおねしょ」と軽視されがちだが、実は当事者の子どもにとっては精神的に大きな負担になっている実態と、母親の認識のギャップを描く。
夜尿症の存在についてより多くの方に認識してもらい、受診の必要性を理解してもらうことを目的としている。
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