自動車のように見えるゴミ置き場が示唆する広告メッセージとは

Case: Trash

世界的なカギ/セキュリティブランド、Sherlock(シャーロック)がカナダで実施したプリント広告をご紹介。

少し謎かけのようにも見える、そのクリエイティブがこちらです。

いずれも前後に縦列駐車してある車の中で、中央の一か所だけゴミ置き場(ゴミ散乱)になっているというビジュアル。このゴミ置き場が、少し自動車の車体のようにも見えてきませんか?

コピーは…

To thieves, it’s worthless. Thanks to our 52 marking points.
(泥棒にとって、それは価値がありません。シャーロックが提供する52箇所のマーキングポイントのおかげです。)

ゴミが置いてある場所に本来駐車してある自動車は、シャーロックのAntitheft markingを施していたため、“車泥棒にとって”は、まったく価値がなくなる、すなわち“車ではなく、ゴミに見えてしまっている”という表現です。

「泥棒にはもはや(本来盗むべき対象である)自動車とは、“似て非なるもの”になってしまうんですよ。だからAntitheft markingを付けて安心して街中に駐車ください。」と示唆しています。

広告の受け手を車泥棒目線にするユニークなクリエイティブでした。

(via Ads Of The World)

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