2色鉛筆というなんてことのない商品も、ストーリーがあればこんなに印象的な広告になる。
Case: One more color.
ペルーの首都リマで実施されたシリーズプリント広告をご紹介。
Artescoという文房具ブランドが、両端を削れる赤青2色鉛筆をコミュニケーションすべく製作したクリエイティブです。2色あることのメリットを上手く置き換えることでメッセージしたビジュアルがこちら。
・遭難篇
・パイロット篇
・漁師篇
2色あること、それはもう一つ(色の)選択肢があることだ、という風に商品特性を解釈し、それを、遭難者、パイロット、漁師の文脈で描きました。
遭難者は、赤い拳銃。パイロットは、緊急脱出ボタン。漁師は、緊急用の浮き輪が、それぞれ赤い色で塗られています。
コピーは…
“One more color. One more choice.”(もうひとつの色。もうひとつの選択肢。)
ピンチのときのもうひとつの手段を描くことで、あまり大きなニュースではない「2色の鉛筆」を印象的に訴求したプリント広告でした。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/artesco_pilot?size=original
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