大注目のデートアプリ「Tinder」を活用した、犬の里親探し

Case: Puppy Love

現在海外で急速に利用者数を伸ばしているデートアプリ「Tinder」をご存知でしょうか。フェイスブックと連動しているので、アカウントを作成する際に面倒なプロフィールの登録は不要。無料という事もあって、誰でも気軽に始めることができます。

使い方はとてもシンプル。異性の写真をどんどん見ていって、好みの人がいれば、『いいね!』を送る感覚で『ハート』のボタンを押します。相手もハートを送り返せば、マッチング成功。アプリ内で互いにメッセージのやり取りをすることができるという仕組みです。

ニューヨークで捨て犬たちの保護および里親探しに尽力する非営利団体「Social Tees Animal Rescue」は、このTinderに注目。『人と人とのマッチングが簡単にできるのであれば、人と犬とのマッチングも可能なはず』と考えた同団体は、“Tinderを活用した、犬の里親探し”に乗り出しました。

まずは10匹のワンちゃんたちのプロフィールを写真とともに登録。Tinder利用者が異性を探す際の検索条件にかかるように、年齢だけちょっとごまかして登録したようです。

本来の用途とは異なる使い方に抗議するユーザーもいたようですが、その反面、“犬と人”のマッチングの成功回数は1,500回にものぼったといいます。

アメリカでは毎年390万頭の犬たちがシェルターに収容されており、そのうち約1/3が殺処分されるのだそうです。この取り組みをきっかけに、新しい家族と幸せに暮らすことができる犬が少しでも増えるといいですね。

出会い系アプリ「Tinder」を活用した施策に関心のある方は下記もご覧ください。
Tinderを活用したプロジェクト(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

PSFK
http://www.psfk.com/2014/08/bbh-new-york-tinder-rescue-dogs-adoption.html#!bBZwxz

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る