「タイヤのグリップ力」を訴求する“蒸気船”を利用した迫力満点のPR
Case: Hamburg Paddlesteamer
世界3大のタイヤメーカーのひとつであるGoodyearが新発売した高いグリップ性能を誇るタイヤ「EfficientGrip」のアンビエント広告。
タイヤのコマーシャルというと、大抵雪道や雨の中などの悪路をものともせず疾走し、切れ味よくピタっと止まる車の映像を思い浮かべますが、Goodyearはこれまでとは少し趣向を変えたプロモーションを展開しました。
ドイツ北西部に位置するハンブルグの港で、有名な蒸気船の後部にある外輪(水車型の装置)を巨大なタイヤに見立てることで、“濡れた路面でも発揮できる高いグリップ力”を示唆したのです。
直径7メートルにも及ぶタイヤが水しぶきを上げながら回転する様子は、迫力満点。
メディアもこの大胆なプロモーションをこぞって取り上げ、大きな注目を集めることに成功しました。
実際の製品を見せているわけではありませんが、アピールしたいポイントが非常に明確に伝わってきますね。あえて別のものを活用することで、商品特性を訴求する巧みな企画でした。
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