ポルトガル広告代理店、オフィスの窓枠を使った『巨大Twitter』で費用対効果3,300倍を達成

Case: The Urban Twitter

ポルトガルの首都リスボン市内の“広告会社が乱立する地区”に最も後発で進出したエージェンシー・TBWAが、競合他社を出し抜くべく仕掛けたセルフプロモーション。

TBWAの『クリエイティブ力』を、街ゆく人の“目に見える形”で表現することがコンセプトの企画。
同社オフィスビルの窓枠19枚を使用して、全長36mにもなる“巨大Twitter”、その名も“Urban Twitter”を制作しました。

こちらの窓枠に国内の政治、税金、トロイカ体制、オバマ大統領の再選など、市民の関心の高いホットな話題を随時“掲示(ツイート)”することにより、街ゆく人々の注目を集めるという仕掛けです。

“掲示(ツイート)”の裏側はこんな感じ。完全なる人海戦術です。

突如街中に出現したこの“巨大Twitter”は、同地区を行き交う市民の関心を集めるだけではなく、テレビや新聞、Webメディアにて「広告会社のユニークな取り組み」という論調で数多く取り上げられました。

結果、わずか504ユーロの費用で、広告費換算で170万ユーロのパブリシティを獲得することに成功。
Facebookページの“いいね数”も621%増加し、関連する話題が45万件以上投稿されました。

チャレンジングな企画ですが、巧くパブリシティに繋げられた点が成功の肝ですね。ナイスPR!

動画はコチラ

参考サイト

・Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/online/tbwa_lisbon_19_characters_project_the_urban_twitter

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