家庭用洗剤の取り扱い注意を呼び掛ける屋外広告

Case:Children See Things Differently

2011年EPICA(ヨーロッパの広告祭)のアウトドア部門における受賞作品を一つ紹介します。

オランダで消費者安全保護を訴える団体「Stichting Consument Veiligheid & VWA」が、家庭用洗剤等の誤飲における事故が毎年7000件(大半が5歳以下の子供たち)にも上るという事実から、子供をもつ親御さんたちに対して、家庭用洗剤等の収納や取扱において注意を呼び掛けるために実施したキャンペーン広告。

バス停看板に設置されたこの広告は、角度を変えてみることで2種類のクリエイティブが浮かび上がるという代物。
広告タグラインは、『Children See Things Differently』

キッチンの下の棚に収納された家庭用洗剤などは、親にとっては普通の洗剤にすぎませんが、小さな子供たちにとっては、その容器の形状から「ぞうさん」や「にわとりさん」に見える、ということを表現しています。

『だからこそ、子供が興味津々で「ぞうさん」に見える洗剤に触れて誤って飲んだりするので気をつけてくださいね』、と親御さんに啓発しています。

ナイスクリエイティブ!

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/stichting_consument_veiligheid_vwa_children_see_things_differently

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