突然人の髪を掴んでくるウサギの着ぐるみ。その行動に隠された悲しい真実とは?
街を歩いていて、急に髪を掴まれたら誰でもビックリしますよね。今からご紹介する動画は、ウサギの着ぐるみが街角で人の髪を引っ張るという、なかなかショッキングなシーンから始まります。「なんのドッキリなんだろう?」「どうしてウサギの着ぐるみなの?」と様々な疑問がわき起こりますが、動画のラストで衝撃的な事実が明かされます。
ウサギの着ぐるみを着た人間の謎の行動に周りもポカン
真っ白なウサギの着ぐるみを着た人間が、街歩く人々の髪を次から次へと掴んでいきます。突然のことに「何かのイタズラかな?」と思いますが、髪を掴まれた人の中には怒りを覚える人もいるほどです。髪をクシャクシャにされるだけでも嫌がる人もおり、観ていると少し不安になります。
ウサギだって「毛を掴まれるのは嫌!」
実はこの動画、ドッキリ企画ではなく、ファッションのために無理やり毛を刈られているアンゴララビットの実態をわかってもらおうという動物愛護団体PETA制作のビデオ。ふわふわの毛が魅力的なアンゴララビットですが、嫌がる彼らをよそに、無理やり人間はファッションのために毛を刈ります。「人間が髪を掴まれたら嫌なのに、ファッションのためならウサギはいいのか?」と問いかけられます。
「なぜウサギの着ぐるみが人の髪を引っ張っているのか」その謎の行動の裏には、人間のエゴのために不当な扱いを受けている動物たちがいるという真実を伝えようとする意図が隠されていました。「あなたがされて嫌なことをするのか」「動物だったらいいのか」と、ビデオは視聴者に問いかけてきます。立場の逆転から動物の不遇を浮き彫りにしようというアイディアが詰まったムービーでした。
(参考サイト:YouTube)
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