小さな優しさの積み重ねが連鎖する…一粒ののど飴から始まる、ハートウォーミングストーリー
「殺伐とした世の中になった」といわれる現代。現実にそうだとしても、人の優しさが感じらるエピソードもまだまだたくさんあります。
電車に乗り合わせた人たちの小さな優しさ
混雑する電車の車内。人ごみでのどがイガイガしたのか、女性が咳をすると…。隣の赤ちゃん連れの若いお母さんが、咳をした女性の背中をさすってあげます。その女性はバッグの中からのど飴の缶を取り出して…。
飴を口に入れると、その女性の前に妊婦さんが立ちました。バッグにつけられた「おなかに赤ちゃんがいます」のマークに気づいたその女性は、妊婦さんに席を譲ります。
また、この妊婦さんの横で、中年のサラリーマンが傘と新聞を片手に、ボストンバッグを荷物棚に載せようと苦労しています。その姿を目にした妊婦さんは、さっと手を差し伸べ、傘と新聞を持ってあげました。
地図を片手に悩んでいる様子の、外国人に気づいた先ほどのサラリーマン。「どれどれ」といった風に、地図を覗きこみ道を教えてあげます。すると、この外国人は今度、女子高生がバッグの中身を床に落とし、ばら撒いてしまって困っているところに出くわします。当然のように彼は女子高生を手伝って、バッグの中身を拾ってあげます。
良いことをすればきっと自分に返ってくる
最後はその女子高生。自分の前に座っている、若いお母さんが抱っこしている赤ちゃんがぐずり始めました。変な顔をしたりして、赤ちゃんを一生懸命にあやそうとします。そのおかげで赤ちゃんもようやくご機嫌。
一粒ののど飴を舐めるところから始まった、小さな優しさの連鎖。優しくされると少し心が温かくなり、ほかの人にもおすそ分けしたくなる…。そんな気持ちは誰にでも経験があるのではないでしょうか。
WEB限定で公開されたこの動画、実際のエピソードを元に制作されているのだそう。世の中捨てたものじゃない、そう思えるような心温まるムービーです。
(参考サイト:YouTube)

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