人と機械の関係性をあらためて知る“機会”を創出 三菱電機「もしも機械が休んだら展」

三菱電機株式会社は、日本機械学会が制定する「機械の日(8月7日)・機械週間(8月1日~7日)」に合わせ、機械の役割や価値を生活者に問いかけるプロジェクト「もしも機械が休んだら ~機械の休日~」を2025年8月4日(月)より開始しました。

三菱電機は、機械による高度な自動化技術を活用した自動車、食品・飲料、スマートフォンなどのさまざまな製造現場を支えるファクトリーオートメーション(FA)分野で国内トップシェアを有しています。また、自動ドアや自動販売機など、暮らしに身近な機械にも自動化技術を活用し、社会の効率化と快適性の向上に貢献しています。

そこで、今回のプロジェクトでは、私たちの暮らしや社会を支えるさまざまな機械が“休んだ”世界を描くことで、生活に欠かせない機械の働きに目を向けるきっかけを提供。そうした視点を通じて、人と機械の関係性を見つめ直し、さらに豊かな社会や暮らしのあり方を考える機会につなげようという試みです。

まずは、三菱電機 従業員の奮闘を描いたドキュメンタリー「もしも機械が休んだら『機械の休日』」を公開。加えて、特設サイトが開設されました。

こちらでは、Webムービーに登場する工場の生産工程の自動化を支えるさまざまな機械たちを紹介しています。それぞれの特徴に合わせた思わず笑ってしまうセリフや、個性あふれる自己紹介を通じて、機械の働きや自動化の仕組みを楽しく学べるコンテンツが盛りだくさんです。

そして、展示イベントも8月22日(金)から24日(日)の期間限定で開催。もし機械たちが“休んでしまったら”どうなるのか?——その世界を、「サラリーマン山崎シゲル」の作者・田中光さんによる描き下ろしイラストでユーモラスに描きました。

今回初公開するイラストを通じて、社会を支える機械の恩恵や、人と機械の関係性を楽しく体験できる“機会”を提供しています。

イベント開催には、若者のものづくり離れや少子高齢化による人手不足が叫ばれるなかで、機械が人の仕事を奪ってしまうのではないかという危惧があったといいます。しかし、さまざまな機械化を実行する三菱電機としては、人と機械の関係性をしっかりと見つめ直して、より良い未来のあり方を考えることが大切だという想いがありました。

若い世代にも、ものづくりの世界に興味関心を持ってほしい、そして機械のありがたみや存在価値を実感できる機会を創出するべく、若者が集う原宿という街でイベントを開催しました。

展示されているイラストは、いずれもすべて機械がお休みしてしまい、人力になった場合に起こりうるクスッと笑えるシーンが描かれています。また、もしも自動販売機が休んだらという人力販売機を常設。

入場時に渡されるコインを入れると、ペットボトルが人の声とともに、その名の通り「人力」で排出される体験型コーナーです。

先に公開されたドキュメンタリー動画と連動する展示やフォトスポットも含めて、機械が休んだらというテーマが真実になった時を実感できる空間となっています。

まさに三菱電機というブランドの現在地を、余すことなく体験できるイベントです。

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