ちょっと気持ちが悪くて、とにかくシュールな米・ワックス会社のCM

1941年に創業し、現在はアメリカ・イリノイ州に本社を構えるTurtle Waxは自動車用のワックスや洗剤をはじめとした車用品を揃えている老舗ブランド。ヨーロッパやアジア圏の一部地域でも販売されており、自動車マニアであれば聞いたことがあるかもしれません。

そんなTurtle Waxから、シュールで少し気持ちが悪いのに、なぜか商品特長やメッセージがはっきりと伝わってくるCMが2本公開されました。

“You Are What You Car(あなたの車はあなた自身の鏡)”という不思議なタイトルの施策で描かれるのは、持ち主の人間の顔がそのまま巨大化して車のボディになっている光景。ピクサーの名作映画「カーズ」をかなりシュールにして、さらにインパクト抜群のビジュアルになっているため、一度目にすると記憶に残ってしまうことでしょう。

動画では、丁寧に車にワックスがけを施したり、ウィンドウに張り付いている虫を取り除いたりする人は心が豊かであることを訴求しています。機能性能での差別化を図るのではなく、ユーザーのパーソナリティに触れることで独自のポジショニングを狙っているのでしょうか。

諸刃の剣かもしれませんが、思わず驚いてしまうようなクリエイティブによって訴求した、日本ではあまり見ないタイプの施策でした。

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