会場非公開・入場無料の謎解き体験。クランドが贈る没入型イベントが話題
オンライン酒屋「クランド」を展開するKURAND株式会社が、まるで“体験型ゲーム”のようなユニークな販促施策を打ち出しました。
2025年6月28日(土)に開催されるリアルイベント「くにゃんどのひみつの部屋」は、会場をあえて非公開とし、自ら“謎”を解くことができた人だけがたどり着けるという没入型企画。
ブランドの世界観と顧客体験を巧みに融合させたこのイベントが、現在SNSを中心に話題を呼んでいます。
謎を解いて、特別な空間へ。ユーザーを巻き込む「参加型導線」
本イベントの最大の特徴は、開催場所が告知されていない点。参加の第一歩は、クランド公式X(旧Twitter)に投稿された1枚の告知画像です。この画像には会場のヒントが隠されており、参加者はSNSやメールマガジンで順次発信される手がかりを頼りに、「ひみつの部屋」への道を探り当てることになります。
6月28日 (土)
都内某所にて・・・くにゃんどの「ひみつの部屋」で
お酒を楽しめるイベントを開催します。開催場所は…… 非公開……。
でも… 画像に “ひみつ” があるようです。 pic.twitter.com/F2NZZCLivF— 「クランド」クラフト酒のお店 (@KURAND_INFO) June 7, 2025
このような謎解き形式を採用することで、ただの飲酒イベントにとどまらず「自らの行動でたどり着く特別な空間」という意味づけが生まれ、参加体験に対する期待感と没入感が高まりそう。
“商品を試す”ことにとどまらず、“体験そのものを楽しむ”ことが来場動機になる仕掛けとなっています。
キャラクターとの連動でブランド世界観を醸成
イベントのナビゲーターを務めるのは、クランドのマスコットキャラクター「くにゃんど」。この愛らしいキャラクターが“ひみつの部屋”を用意し、謎を解いた来場者を出迎えるというストーリー設計が、クランドのファン層にとっての親近感や愛着の醸成につながっています。
このようにブランドキャラクターを主軸に据えることで、体験のトーン&マナーが統一され「クランドらしい世界観」がイベント全体に行き渡るでしょう。単なるプロモーションを超えた、“物語を共有する参加体験”がここにはあります。
オンライン×リアルのハイブリッドでファン接点を強化
クランドは、500種類を超えるクラフト酒を扱うオンライン酒屋として、ユニークな商品展開を行ってきました。今回のイベントではオンライン上での情報発信とリアルイベントを連動させ、これまでデジタルでつながっていた顧客とオフラインでも接点を築く試みとなっています。
同イベントは、謎を解き、スタッフに合言葉を伝えるだけで入店が可能です。この“解放される秘密の空間”という演出が体験への希少性を高め、SNSでのシェアや話題化を自然と促進する予感。クランドのクラフト酒を体験すること自体が、ユーザーにとって“得難い体験”となる仕組みと言えるでしょう。
話題性とブランド想起を両立した販促事例
本イベントは、いわゆる「試飲会」「ポップアップイベント」とは一線を画す、ストーリー型プロモーションとして構成されています。謎解きというゲーム性、キャラクターとの連動、SNSを通じた情報拡散設計などが高い次元で融合されており、参加者の記憶に深く刻まれる体験へと昇華させています。
「様変わりなイベント」という枠組みを超え、クランドというブランドへの印象を強め、体験後の購買意欲の喚起、そして“友人に話したくなる”ような話題提供による波及効果も期待できる施策。
体験型イベントがプロモーション・販促施策の王道となる中で、謎解き要素を取り入れ、参加者の注目度と期待感を見事に高めています。
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