80年代シティポップに影響を受けたオリジナルソングとMVで釧路をPR!
釧路商工会議所は「涼しい釧路、事業化プロジェクト」の一環として、WEB動画「Cool Stay 釧路」を2025年5月20日(火)に公開しました。
この動画は、釧路商工会議所創立100周年記念事業のひとつとして制作されたものです。平均気温18.5℃(2024年6月〜8月平均、気象庁調べ)という、全国的に見ても希少な涼しさを誇る釧路の夏を、80年代のシティポップな曲調とカラオケ映像風の演出で、ユーモラスに表現しています。
近年、全国的に猛暑日が常態化しており、2025年の夏も厳しい暑さが予想されています。そんな中、海流や地形の影響で冷涼な気候が保たれている釧路市では、その気候を観光資源や地域活性の手段にとどめることなく、“暮らし方”そのものの提案へと昇華させることを目指し、「涼しい釧路、事業化プロジェクト」を立ち上げました。
釧路での滞在を新しい夏の習慣として提案し、日本の暑さ対策の新たな選択肢として発信する取り組みのひとつとして、今回の動画が制作されました。懐かしさと遊び心を感じさせる、男女の恋愛ドラマ仕立ての映像で、釧路の「断暑地」としての魅力を印象的に伝えています。
制作のヒントになったのは、釧路に寄港する船乗りたちを癒してきたスナック文化とのこと。POPS クリエイティブディレクターの田中淳一氏は「どことなく懐かしい風情と、優しくもてなしてくれるママさんたちの人情味を感じながらも、この港町で多くの出会いと別れが生まれたんだろうなと思いを馳せ、釧路の涼しさの事実や魅力を歌詞に詰め込んだオリジナル楽曲とMVをつくりました。歌をきっかけに身も心も癒してくれる釧路を思い出して欲しいです」とコメントしています。
動画には、釧路のローカルフード「スパカツ」など、地元ならではの小ネタも随所に登場します。Xでは「歌も映像も最高だ!カラオケで歌いたい!」「うーん、昭和感たっぷりなのがまた良き」などの声が寄せられ、注目を集めています。
80年代の懐かしさを取り入れつつ、「夏の自販機にHOTがある」「エアコン普及率10%以下」など、釧路の涼しさをユーモラスに伝える歌詞が印象的なPR動画。「本当にそんなに涼しいの?」と思わず確かめたくなり、多くの人の興味をひく一方で、釧路の人にとっては“あるある”として共感を誘う点もポイントです。
夏が近づくこの時期に公開されたことで、地元の人には改めて釧路の魅力を再認識してもらい、他地域の人には「一度訪れてみたい」と感じさせる、二重の効果が期待できる秀逸なPR施策でした。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

1