ハイネケン、今度はスパイスソースを作る
さまざまな広告賞での常連としてその名を轟かせているビールブランドのハイネケン。その独特な世界観を通じた唯一無二のクリエイティブは多くの人に影響を与えており、日本でも彼らの手法を参考にしていることも多いのではないでしょうか。そんなハイネケンからまた一つ、ストレートではないものの自社の魅力を表現した意外性抜群な事例が公開されました。
“La Salsa Picante Perfecta(パーフェクトなスパイシーサルサ)”というタイトルで公開された施策は、まさにその名のとおり完璧なサルサソースをハイネケンが販売するというもの。特に辛い料理が好まれる南米地域において、バーで提供される辛い料理の多くはビールの味を損ねてしまうという大きな欠点を抱えていました
ユーザーとしては辛い料理を食べたい……ビールメーカーとしてはビールの味わいを損ねない範囲でバーで過ごす時間を楽しんでほしい……そんな矛盾を解決するためにハイネケンは“ビールの味に影響を与えないギリギリのラインを攻めたサルサソース”を発売したのです。
自社商品の使用シーンをしっかりと意識しつつ、その本質的なニーズに応えるためにあえて間接的なアプローチを取ってでも魅力を伝えることにコミットした、ハイネケンらしさが印象的な事例でした。
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