ネスカフェが真っ黒な広告を公開した理由とは

コーヒーブランドの雄・ネスカフェは、オフィスでのビジネスユースに加え、自宅での存在感も高く、さまざまな国と地域でコーヒーの魅力を体現しています。

そんなネスカフェが販売しているデカフェコーヒーはカフェインを控えたいタイミングでもおいしいコーヒーを楽しめるという独自のメッセージングを通じて特有のポジショニングを確立しています。そんなデカフェ商品の魅力をよりストレートかつインパクト抜群に表現したDOOH施策が公開されました。

南米大陸において最もDOOHが多いと言われている中南米の国・パナマ。そんなパナマの市街地に住む人の悩みとなっているのが、まさにDOOHそのものでした。

寝る時間になると視界に入ってくる眩い光と煩わしいくらいの企業広告が多くの人の眠りを妨げており、SNSには多くの“苦情”とも言える声が集まっていました。

そんな中ネスカフェは深夜帯におけるDOOHの広告枠を買い占め、真っ黒なビジュアルを通じて自社ブランドをアピール。眠りを妨げない商品として売り出しているデカフェ商品の訴求点をそのまま屋外広告で表現したのです。

競合他社が目立つような広告を掲出する中で自社の商品特長を客観的に捉え、その魅力を最も効果的な方法で表現することでネスカフェならではの訴求方法を実現した印象的な事例でした。

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