国民の応援をグリップに! VISAの夢を後押しした五輪企画

2024パリオリンピック(パリ五輪)のバドミントン男子シングルスにおいて、タイのクンラウット・ウィチドサルン選手が同国初となる銀メダルを獲得しました。五輪競技において決してメダル常連国とは言えない国が多い東南アジアにおいて、バドミントンにおける銀メダルを獲得するのはまさに快挙と言えるでしょう。

そんなウィチドサルン選手のスポンサーになっていたクレジットカード大手のVISAが当時リアルタイムで行っていた施策が、SNSを通じてタイ国中の応援コメントを集めることで遠く離れた土地で戦うアスリートの夢を後押ししました。

施策は、SNS上に集まったウィチドサルン選手への応援コメントをピックアップし、それらをラケットのグリップに印刷するというシンプルながらも感動的なもの。最終的にこの話題に関するエンゲージメントは5万7709を超え、2020東京オリンピックと比べて142%上昇。4年に1度のスポーツの祭典における対話数を増やし、メディアを通じて選手を文字通り支えることに成功しました。

今となっては単なる決済手段としてではなく、夢を応援するサービスとして自社をブランディングすることに成功しているVISA。“The Greatness Gateway Grip(偉業への扉を開くグリップ)”という施策タイトルからもわかるとおり、VISAを利用することで多くの人の夢への扉を開きたい……そんなあたたかいメッセージを打ち出しているVISAらしい施策でした。

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